第156話・



みつばたちは、カルバド大草原へ。
目指すは、クエストに必要なドリルナックルの入手だ。

実時間10分以上の作業の末、2グループ目のアイアンクックから、
意外と早くドリルナックルを盗むことに成功した!
セントシュタインに戻り、ドリルナックル×1、てつのクギ×5、てっこうせき×1を材料に、ハイパードリルを錬金。
ベクセリアの井戸で、クエストを受注する。



囚人
「よおし、いい返事だ! 看守にゃ、バレんなよ。」



残念ながら、看守なんていない。



ハイパードリルを持っているので、話しかけると……。



囚人
「放り込まれて丸2年! これ以上、こんなところにおさまってるオレさまじゃねえ。
 後はハイパードリル! ハイパードリルさえあれば、オレの計画は完成する……!!」



あとは、ハイパードリルを渡すかどうかのメッセージが出るだけ。
渡さなくても話が進まないだけなので、渡す。



囚人
「ん……なんだ? ハイパードリルじゃねえか!
 よし、でかしたな、新入り! こいつは礼だ。取っておきな。」



みつばは、しわよせのぼうしを手に入れた!
クエスト011『しあわせ だつごく計画』クリア!



囚人
「ふふふ……あとは、いつ脱獄計画を実行に移すかだ……。
 そう! オレは慎重な男。ここで焦るバカとは違うのさ。」



彼が、牢の扉が開いていることに気付くのはいつだろう。

その後、ようじゅつしの持つまほうのほういとふしぎなきのみを狙い、カズチャ村へ。
ついでに、カズチャ村の貴重な青宝箱も狙うことができ、一石二鳥だ。
なお、しにがみ兵もてっかめんとバトルフォーク、じごくのよろいもシルバーメイル、
ガオンも低確率だがまほうの盾を落とすことから、カズチャ村は店禁止プレイでのアイテム探しに向いている。
なお、ノーマルとレアのお宝の双方が武具の場合、ノーマルのカスアイテムを盗む確率がやたら高くなって
レアアイテムを盗むにはまた次の敵を探さないといけないという現象が起こりにくいのだ。
もっとも、装備禁止プレイではようじゅつしのイオラは危険なため、
倒すことを最優先で、生かしたまま動きを止められれば御の字くらいの認識で臨む必要がある。


カズチャ村に到着。
みつばのボケ、ふたばのおたけび、ひとはのラリホーで動きを止めつつ、みくがアイテムを盗もうと試みる。
敵が眠りながら笑いのツボにはまるという謎の現象を見たりしつつ、がんばる。
実時間5分の奮闘の末、みくはまほうのほういを盗んだ!
実は、このまほうのほうい、後で効いてくるのだ。

じごくのよろいとの戦いで、みくははじゃのつるぎを盗んだ。
この戦いで、みつばはレベル13に上がった!

その後、ナザム村へ。
僧侶のひとはがちょうど15レベルなので、井戸の中へ。



老人
「レベル15を超えた僧侶様じゃな! お願いじゃ! 僧侶様! このタマゴを守ってくれ!
 このタマゴはな、持ち主の慈愛の心を栄養にして成長しておる……。
 持ち主が、この子を守りたいと強く願えば願うほど、成長も早まるのじゃ……。
 どうか、タマゴからかえるまで、この子を守り続けておくれ。難しい話ではない……。
 ナザム周辺にいる魔物の攻撃を防御して、合計で30回攻撃を受けてくるだけじゃ。
 ただし、戦闘の途中で逃げてはならんぞ。最後はきっちり魔物を倒してくるのじゃ。
 この子の誕生を願うなら、その程度は耐えられるはず……。どうか、やってくれんかのぉ?」
みつば
「いいえ」
老人
「なるほど……。しょせんはあなたも名ばかりの僧侶か。ならば、用は無い……。」



何気に酷い言い方だな。
まあいいので、受ける。
以前の状態では無謀なクエストだったが、みつばとみくはパラディンスキルを高め、
武闘家のふたばはHPが高い。装備なしでも、十分に達成可能なのだ。




老人
「では、この目に見えぬタマゴを、あなたに託そう。」



見えないのかよ!
これが透明人間の仮装か……。


老人
「じっとしておれ……。今、渡しているところじゃ……。」



マヌケな光景である。



老人
「……よし。タマゴは乗り移った。その子がかえるまで、しっかりと面倒を見るのじゃぞ。」



この人、大丈夫か……?



育てるのなら、名前をつけた方がいいだろう。
タマゴにチクビという名前をつけ、がんばってかえすことにする。


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