第155話・巻いてモーモン



続いて向かったのは、ベクセリア。
井戸の中に、牢屋の鍵の扉があるのだ。
さいごのカギで扉を開け、囚人に話しかける。



囚人
「できた! できたぞ、完璧だ!! あとは、ハイパードリルさえあれば、オレの計画は完成する!
 放り込まれて丸2年! これ以上、こんなところにおさまってるオレさまじゃねえ。
 そこのあんた、新入りか? すぐに自由を味わわせてやる。ハイパードリルを用意しな!!」
みつば
「いいえ」
囚人
「なんだと!? てめえも一緒に逃がしてやろうっていう、オレのこの厚意を……!」



ハイパードリルの錬金レシピは既に入手しているが、アイアンクックが落とすドリルナックルが必要だ。
ひとまず、覚えておくことにしよう。
そして、みつばたちはナザムに飛ぶ。
ナザムの武器屋にいた戦士に話しかけると……。



戦士
「モ モ モ……モーモンは好きか?」
みつば
「いいえ」
戦士
「そ、そうか……。オレも、好きなんかではないぞ!」



今度は、はいと答えてみる



戦士
「そうか! あんたも好きか! いいようなあ。カワイイよなあ。キュートだよなあ!
 実は、モーモンたちにプレゼントしようと思って、マフラーを作ったんだ。
 だが……。オレのカオを見ると、モーモンたちは、すぐに逃げてしまってな。
 お願いだ! オレの代わりに、モーモンたちへマフラーをプレゼントしてくれないか?」
みつば
「いいえ」
戦士
「そうか……。おかしなことを言い出してすまなかったな。忘れてくれ。」



結局、受ける。
戦士は、コズモと名乗った。小宇宙のような名前だ。



コズモ
「暴れられるかもしれないが、おとなしくなったところで、マフラーをつけてあげてほしい。」



それって、野良犬に服着せるようなもんだよね……。



その後、転職のためにダーマに飛ぶ。
みくはレベル40の盗賊に転職。
レンジャーになれない以上、器用さが一番高くなる職業は盗賊だ。
おまけに、必殺技のお宝ハンターもあるので、アイテム奪取にはもってこいの職業だ。
この際、2個あるきようさのたねを、盗賊のみくに使っておくことにする。
きようさのたね2個を使い切り、みくの器用さが4上がった!
コンプまでの道はいったん遠くなったが、盗む確率が底上げされるので、結果的には近道になるはずだ。
続いて、ひとははレベル15の僧侶に転職。
敵が強くない今のうちに、僧侶のレベルを上げておく作戦だ。
さらに、スキルポイント稼ぎのため、みつばはレベル11の戦士に転職。

マポレーナにマフラーを渡すため、セントシュタインへ。
ここから船で行ける小島には、マポレーナが出現するのだ。

程なく小島に到着し、マポレーナ×2と遭遇。

1ターン目。
ふたば正拳突きで171のダメージ! マポレーナを倒した!
みくはマポレーナを見破る。
マポレーナは戦いの歌を歌い、マポレーナの攻撃力が少し上がった!
ひとははラリホーを唱えたが、効かなかった!
みつばは攻撃して1のダメージ。

2ターン目。
みくはアイテムを盗もうとしたが、失敗。
ふたばの爆裂拳3発で161のダメージを与え、マポレーナを倒した!
この戦いで、みつばはレベル12に上がった!

なんと、マポレーナが起き上がり、物欲しそうにこちらを見ている。
みつばはマポレーナに、コズモから預かっていたマポレーナマフラーをつけた!
マポレーナは嬉しそうに去っていった。

まあ、喜んでるんならいいか。

その後、ピンクモーモンにもマフラーをつけることに成功。
この戦いで、ピンクモーモンが落とした宝箱から、まんげつそうを手に入れた!
そして、モーモンにも難なくマフラーをつけ、ナザムに戻ってコズモに報告。



コズモ
「見・て・た・ぞ! あんたが、世界のモーモン種すべてに、マフラーをつけてくれたのを!」



どうやって見たんだ……。



コズモ
「オレが作ったマフラーをつけて、愛らしいモーモンたちが笑顔に……! なんて幸せなんだ!」



マフラーを巻いたかわいすぎるモーモンを見て、
グシャッってしたがっていた奴がいることは黙っておいた方がよさそうだ。

コズモから、お礼にエルフののみぐすりを手に入れた!



コズモ
「こうなったら、世界中の全てのモーモンたちに、マフラーをプレゼントするぞ!」



勝手にやってください。
クエスト038『かわいいんだモン』クリア!


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