第27話・カジノにまつわるエトセトラ

浩平たちはついにゲマを倒し、竜の右目と左目を手に入れた。
ゲマとの戦いでかなりのMPを消費したが、探索を続ける。
ゲマとの戦いの直後、ブラックドラゴンを倒した観鈴はレベル24に上がり、イオラを覚えた!
その後、アンクルホーンが仲間になりたそうにしていたが、お断りする。
洞窟を抜けて塔を上る途中、シルバーでビルを倒した観鈴はレベル25に上がった。
ブラックドラゴンを倒した往人はレベル29に上がった。
シルバーデビルを倒した浩平はレベル33に上がった。
さて、浩平たちは塔にある竜の彫像に右目と左目をはめこみ、
出現した通路の奥にあったドラゴンオーブとドラゴンの杖を手に入れた。
リレミトで脱出した一行は、天空城に戻り、オーブをプサンに渡す。
ドラゴンオーブを渡すと、プサンはマスタードラゴンになった!
プサンはドラゴンオーブにその能力を封印したマスタードラゴンだったのだ!

「そなたたちの助けがなければ私は非力な人間のままであった」

……ていうか、そんな大事なオーブは手元に置いとけよ。
こんなマヌケが全知全能のマスタードラゴンでは、この世界も長くないな……。

ともあれ、一行はマスタードラゴンから天空のベルを受け取った。
まず、浩平はメダル王の城へ行き、今まで集めていたメダルと引き換えに、
メタルキングの盾を受け取った。装備した浩平の守備力が大幅に上がる。
そして、ボブルの塔で手に入れたドラゴンの杖も浩平に装備させる。
浩平の攻撃力が大幅に上がった。


装備変更
浩平:風神の盾→メタルキングの盾 ドラゴンキラー→ドラゴンの杖
ピピン:まどろみの剣→ドラゴンキラー

そして、浩平はひとまずオラクルベリーに向かい、
ボブルの塔でゴールデンゴーレムなどを倒して貯めた資金でカジノに挑戦することにした。
まずはコインを400枚買って、大幅に増えたらセーブ、大幅に減ったら消すという行動を繰り返す。
各コーナーの攻略法は、次のとおり。
スロットマシンは地下にいる囚人の言う通り、後ろの列の右から2番目で賭ける。
「7」が出やすいので、コインを1000枚使い切るまでには「777」が出て1000枚稼げる。
スライムレースは当たりやすい所は倍率が異様に低く、
倍率が高いとなかなか当たらないのでおすすめできない。
スライムレースに関しては裏技もあるらしいが、今回は使わなかった。
格闘技場は、慣れるに限る。
ある程度戦いを見ていると、倍率の割に勝ちやすいモンスター、勝ちにくいモンスターというのが出てくる。
慣れるまでは倍率の一番低いモンスターに賭けると無難だろう。
ずっと見ていると、もちろん組み合わせにもよるのだが、勝ちやすいモンスターが見えてくる。
自分の観察では、エリミネーターとたまてがいはかなり勝ちやすい。
つちわらし、バルーンも比較的勝ちやすい。
自分のステータスを上げたり、相手の状態を変化させるモンスターは、
強さの幅がかなり激しいので、賭けるのは文字通りギャンブルとなる。
例えば、スカラを使うマドルーパー、どぐうせんし。
これらは、スカラが早めに出るとかなり強いが、出ないと弱い。
例えば、麻痺攻撃を使うしにがみへいやデスパロット。
これらは、敵を麻痺させることができれば、かなり強い敵でも倒してしまう。
いずれにせよ、コインが減るのを恐れずに、常に50枚賭け、
手に入れたコインは常に次の勝負に使うという心意気で挑戦した方が早道だろう。
退くとしたら、一度に勝ったコインが3000枚〜5000枚を超えたあたり。
減ってもリセットすれば元に戻るので、減ることはあまり恐れない方がいいと思う。

浩平たちは、100ドルスロットと格闘技場に
とにかくどんどん賭けて、コインが大量に増えたらセーブしに行き、
1000枚くらい減ったらリセットするという最高にせこい戦法で、
苦闘すること数日。ついに30万枚のコインを貯め、
メタルキングの剣とグリンガムのムチを手に入れた!
メタルキングの剣はドラゴンの杖と攻撃力がほとんど変わらないので、
ひとまず往人に装備させることに。天空の剣を装備していた往人の攻撃力が大幅アップ!
そして、グリンガムのムチは観鈴が装備することにした。
その後、妖精の村に飛んで装備を整える。

装備変更
浩平:魔法の鎧→炎の鎧
往人:天空の剣→メタルキングの剣 魔法の鎧→炎の鎧
観鈴:妖精の剣→グリンガムのムチ
ピピン:ドラゴンメイル→炎の鎧

その他に、回復源として力の盾を買い、浩平に持たせる。
妖精の村から森を抜ける途中、メガザルロックたちを倒した観鈴はレベル26に上がった。

さて、森から出た浩平たちはオラクルベリーで一泊し、
天空のベルでマスタードラゴンを呼び寄せる。
マスタードラゴンに乗った浩平たちは、セントベレス山の上にある、
世界中でなにかと話題になっていた神殿に降り立った。

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