第23話・THE TUNNEL EXPRESS 666

一行はひとまずルーラでサンタローズに飛び、サンチョに雷神の槍を買う。
サンチョの攻撃力が大幅に上がった。

さて、浩平たちはいつか見た、岩山でふさがれている洞窟の前にやってきた。
浩平がマグマの杖を天にかざすと、岩山がなくなり、洞窟に入れるようになった!
一行は洞窟へと足を踏み入れた。

浩平、サンチョ、往人の3人で洞窟に入る。
洞窟はトロッコに乗って進む仕組みになっていた。
途中でポイントを切り換えながら考えて進まないといけない。
出現する敵も、ソルジャーブル、サターンヘルム、グレイトマムーなど、かなり強い。
途中、サターンヘルムを倒したサンチョはレベル27に上がった。
その後、倒したソルジャーブルが起き上がり仲間になりたそうにしていたが、
さも当然のことのように断る。
そして、ゾンビナイトを倒した往人はレベル25に上がり、ライデインを覚えた!
イズライールたちを倒したサンチョはレベル28に上がり、ザキを覚えた!
サンチョはすでにパパスよりも強い! ここに、地上最強の召し使いが誕生したことになる。
さらに進み、グレイトマムーを倒した浩平はレベル31に上がった。

さて、浩平たちはトロッコに乗ったまま同じ所をグルグル回っている人を発見。
ポイントを切り換えて助けてやると、彼は天空人のプサンと名乗った。
彼によると、20年近くもずっと回っていたらしい。

プサンを仲間に加え、浩平たちはさらに進む。
りゅうせんしたちを倒した往人はレベル26に上がった。

トロッコの洞窟をなんとか抜けた3人+プサンは、なぜか湖に沈んだ天空城にワープした。
プサンの案内で天空城の隠し通路を抜け、動力部(?)へ。
プサンによると、そこにあったゴールドオーブがなくなったせいで
天空城は落ちてしまったらしいという。
プサンが念力でゴールドオーブの行方を探ってみると、
ゴールドオーブとは、天空城から落ちてレヌール城へ。
そして、レヌール城にあったゴールドオーブを浩平が拾ってしまったらしい。
まさか、あれがそんなに大事なものだとは思わなかった。
道理で店に売ろうとしても売れなかったはずだ。
しかし、当のゴールドオーブはあの時ゲマに目の前で砕かれてしまっていた……。
プサンは、オーブを作ったのは妖精たちなので、
妖精たちならばなんとかしてくれるかもしれないという。
浩平たちはひとまずルーラで妖精の村へ。
さっそく、ポワン様にはなしかけてみる。

「まあっ、もしかして浩平っ! なんて懐かしいんでしょう」

あのー、数日前に会ったばかりなんですが……。
かわいそうに、10年以上女王やってりゃ心労でボケもするか……。

ともあれ、浩平たちはポワン様から妖精のホルンを受け取る。
これを使えば、妖精国の女王が力を貸してくれるらしい。
一行は魔法のじゅうたんなどで、妖精の国があるらしい場所を目指す。
天空への塔の北にある湖の中央で妖精のホルンを吹くと、
大きな城が姿を現した!

妖精の城に入った浩平たちは、女王に話を聞く。
妖精たちもゴールドオーブと同じような物作ろうとしたものの、
外見が似ていても魔力が少ないものしか作れなかったという。
浩平は、とりあえずその失敗作である光るオーブを手に入れた。
この城では、フローラはやはり伝説の勇者の子孫だったということを聞かされる。
また、地下の宝箱からプリンセスローブといかずちの杖を手に入れる。
プリンセスローブを装備した観鈴の守備力が大幅に上がった。

さて、浩平は城の2階で妖精たちに話を聞いてみた。

「この絵は心を映し出す不思議な絵。
 あなたを思い出の場所に運んでくれるでしょう」

……気がつくと、浩平は1人でサンタローズの村にいた。
どうやら、ここはラインハットの兵士に滅ぼされる前の、
まだベラがいたずらをしていた頃の村らしい。
浩平は過去の世界に来てしまったのだ。
この村にはラインハットに旅立つ前のパパスがいた。
パパスにラインハットに行かないように忠告しようとしたが、聞いてもらえない。
そして、浩平は少年時代の浩平の姿を見つける。
浩平(大)は浩平(小)に、持っている宝石をみせてくれるよう頼んだ。

「うん、いいよ。お兄さん悪い人じゃないみたいだし」

そして、浩平(大)は持っていた光るオーブと浩平(小)のゴールドオーブを
当然のようにすりかえた。
浩平(小)よ、もっと人を見る目を養った方がいいぞ。
村を出ようとすると、浩平は元の絵の前に戻っていた……。

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