第11話・飛んでラインハット

浩平はルーラでポートセルミに飛び、預かり所にあったヘンリーの道具を売り払う。
そのお金を使ってポートセルミで天使の鈴を買い、ルラフェンにルーラして、
武器屋でスネークソードを買った。

さて、現在のところ浩平1人でしか戦えないので、
デスパロットの麻痺攻撃やスモールグールの眠り攻撃は脅威だ。
ひとまず浩平はもっと強力な装備を売っているであろう次の町を目指すことにする。
途中、とつげきへいを倒した浩平はレベル19に上がった。
そして、ビッグアイが2回、まほうつかいが1回仲間になりたがったが、丁重にお断りする。
そして、サラボナの町に続く洞窟の中で進路を塞いでいるラインハットの兵士と遭遇。
ヘンリーが自分に会いたがっているそうなので、ルーラでラインハットに飛んだ。

ラインハットに行ってみると、ヘンリーはあのマリアと結婚していた。

お前ら、いつの間に!?(TДT)

浩平は心ひそかに、ヘンリーとは絶交すると心に誓った。
サラボナの町には勇者の使った盾があるという情報が手に入った。
とりあえずポートセルミに飛んで世界地図を手に入れた浩平は、
ルーラの呪文で再びルラフェンへ。そして、サラボナの町を目指す。
とつげきへいやドロヌーバの猛攻に耐えつつ、浩平はなんとかサラボナに辿り着いた。

町に入ると……。

「誰か! お願いです! その犬を捕まえて下さい!」

若い女性が犬を追ってやってきた。
その犬は、なぜか自分のもとに走りよってきたらしい。
モンスターすら仲間にできるのだから、犬だって寄ってくるのだろう。
浩平は犬を捕まえてあげた。
彼女によると、犬の名前はリリアンというようだ。
薔薇なのに百合っぽい名前 だが、ひとまず気にしないでおく。
さて、彼女はお礼を言って去っていったが……

フラグ立ったのか!?

この町で情報を集めると、大富豪のルドマンが、
一人娘のフローラの結婚相手を探しているらしい。
広場にいたおばさんによると、フローラは 白いバラ のように清純な娘さんらしい。

……ロサ・ギガンティア?

ともあれ、フローラと結婚した者には、莫大な財産だけでなく、
勇者の盾まで与えられるらしい。
至れり尽せりの話である。
浩平はルドマンに話を聞きに行くが、ルドマンは結婚の条件として、
この大陸のどこかにある炎のリングと水のリングを持ってくることを
結婚の条件として掲げた。……なんと!

浩平はひとまずこの町で装備を整えようとしたが、
いい武器も防具もこの町では売っていなかった。
仕方が無いので、ひとまずルーラでポートセルミに帰ることにした。

浩平はポートセルミからカボチ村の西の洞窟に再びやってきた。
メタルライダー、エビルプラント、ビッグアイたちを倒しながら進む。
途中、ドロヌーバを倒した浩平はレベル20にアップ。
途中でなぜか ベビーパンサー が数回現れたが、楽勝で倒す。
その後、まほうつかいが3回ほど仲間になりたそうにしていたが、無視。
そして、ついに畑を荒らした怪物と思われるモンスターを見つた。
複数ではないようなので、武器をスネークソードに持ち替えてから話し掛ける。

「ガルルルルー!!」

モンスターは問答無用で襲い掛かってきた。

☆VSキラーパンサー
敵はキラーパンサー1匹。この程度ならザコとしても出てくる。
1ターン目、浩平はスカラで守備力を上げる。キラーパンサーはこれでほぼ無力化された。
キラーパンサーの攻撃はミス。
2ターン目、浩平の攻撃は17ダメージ。
キラーパンサーは様子を見ている。
3ターン目、浩平の攻撃は3ダメージ。
キラーパンサーは身を守っている。
4ターン目、浩平の攻撃は19ダメージ。
キラーパンサーの攻撃で1のダメージを受けた。
5ターン目、浩平の攻撃は19ダメージ。
キラーパンサーは何かを思い出そうとしている。
6ターン目、浩平の攻撃は20ダメージ。
キラーパンサーは様子を見ている。
7ターン目、浩平の攻撃は20ダメージ。
キラーパンサーの攻撃で1のダメージを受けた。
8ターン目、浩平の攻撃は17ダメージ。
キラーパンサーは様子を見ている。
9ターン目、浩平の攻撃は3のダメージ。
キラーパンサーは身を守っている。
10ターン目、浩平の攻撃は会心の一撃! 115のダメージを与えた。
キラーパンサーの反撃はミス。

……ここで、浩平はこのキラーパンサーが異常にタフであることに気付く。
先ほど何かを思い出そうとしていた意味不明の行動や、
しょっちゅう様子を見たり身を守ったりするのも、普通のキラーパンサーの行動ではない。
浩平は、ふとおもいついてビアンカのリボンを使ってみた。

キラーパンサーはビアンカのリボンのにおいをかいだ!
何かを思い出したようだ!
キラーパンサーは浩平の顔をなめ始めた!
なんと、キラーパンサーはチロルだった!

かくして、チロルが仲間になった。
あと少しで気付かずに殺しちゃうところだったよ……。((((゜Д゜;))))
ていうか、さっき倒したベビーパンサー、まさかお前の子供じゃないだろうな?

さて、制限プレイなのでチロルは戦闘に参加させることができないが、ありあわせの装備で
攻撃力は浩平より約20下、守備力は浩平より約10下。つまり、めちゃくちゃ強い。
それにしても、 浩平の会心の一撃を喰らっても死なない とは、
強くなったものである。
浩平は、チロルが大事に守っていたパパスの剣も手に入れ、装備した。
結局、カボチ村を荒らしていたのはチロルということになる。
浩平はその場でチロルを馬車にひっこめ、カボチ村へと向かった。

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