第8話・1986年(?)のスラリン

気がつくとそこは、海辺にある修道院だった。
ヘンリーとマリアもどうやら無事にここに着いたらしい。
この修道院には、たくさんのシスターたちがいた。
12人のシスターたちとの楽しいひととき。
その名も、シスタープリンセス。

さて、修道院を出ようとすると、そこにはヘンリーがいた。
どうやら、ヘンリーも浩平の母親を探す旅にしばらく付き合ってくれるらしい。
浩平はヘンリーとともに、北にある大きな町を目指すことにした。
シスターとして残された奴隷たちのために祈り続けるという
マリアたちに見守られ、浩平とヘンリーは修道院を後にした。
町に向かう途中、ベビーニュートを倒したヘンリーはレベル2にアップ。
そして、程なくオラクルベリーの町に到着。
宿屋に行くと、お風呂に入っていると思われる女の人がいたので話しかけてみる。

「きゃあー エッチ!  と言うと思ったでしょ?
 でももうお風呂から上がって服をつけたとこよ。残念でした。」

……本当に残念だ。(TДT)
2人は町を歩き回って、浩平が小さい頃に身につけた盗賊の鍵の技法で
片っ端から扉を開け、他人のタンスを物色しまくる。
ヘンリーは文句一つ言わない。こいつ、本当に元王子か?
ともあれ、おなべのふたを見つけた浩平は、ヘンリーに装備させた。
さて、この町では馬車が売られていた。
定価3000Gのところを、特別に300Gで売ってくれるらしい。
そこはかとなく怪しさを感じつつも、売ってもらうことにした。
さて、この町の防具屋でヘンリーの防具を買い揃える。
装備を整えた一行は、馬車に乗って北へと向かうことにした。

装備変更
ヘンリー: 奴隷の服→鉄の鎧 おなべのふた→青銅の盾 なし→木の帽子

浩平とヘンリーは町を出てとりあえず北に向かう。
途中、おばけきのこを倒したヘンリーはレベル3に上がった。
ばくだんベビーを倒したヘンリーはレベル4に上がった。

さて、2人はかつてパパスと浩平が訪れたサンタローズの村に到着した。
しかし、村はラインハットの兵士に焼き払われ、酷い有様だった。
生き残った老人に話を聞くと、パパスはこの村の奥にある洞窟に
何か大事な物を隠していたらしい。浩平とヘンリーは洞窟へ向かった。

まだ弱いヘンリーをかばいつつ、浩平は水路を抜けて洞くつを進む。
途中、ガメゴンたちを倒したヘンリーはレベル5に上がった。
メタルスライムを倒した浩平はレベルに上がり、リレミトを覚えた!
同時にヘンリーはレベル6に上がり、ルカナンの呪文を覚えた!
さらにレベル7に上がり、レベル8に上がり、イオを覚えた!
そして、現れたブラウニーを倒すと……。

なんと、ブラウニーが起き上がり、仲間になりたそうにこちらを見ている!
仲間にしてあげますか?

→いいえ。

ブラウニーはさびしそうに去っていった。
その後、スライムが仲間になりたそうにしていたので、
何かに使えそうだと思い、一応仲間に入れておく。
スラリンが仲間になった!
しかし、制限プレイのため、もちろん攻撃には参加させない。
ちなみに、その直後の戦いでガメゴン3匹が現れ、スラリンは死亡。
この戦いでヘンリーはレベル9に上がった。
その後、またしてもブラウニーが仲間になりそうになるが、すかさず却下ッ。
直後の戦いでブラウニーが仲間になりたそうにしていたが、また却下。
直後の戦いでまたしてもブラウニーが仲間になりたそうにしていた。当然却下。

……ていうかこのブラウニー、仲間にしてほしいばっかりに
去っていったと見せかけて何度も懲りずにUターンしてきてません?


浩平たちは宝箱から闇のランプを手に入れ、さらに進む。
アウルベアーたちを倒したヘンリーはレベル10に上がった。
ブラウニーたちを倒したヘンリーはレベル11に上がった。

さて、洞窟の最深部に辿り着いた浩平は、パパスの手紙を見つけた。
手紙によると、浩平の母親のマーサは不思議な力を持っていて、
そのために魔界に連れ去られてしまったらしい。
そして、魔界に入ってマーサを助けるには、伝説の勇者の力が必要らしい。
浩平は、手紙の側にあった天空の剣をてにいれた。
どうやら、パパスが勇者を探すために手に入れていたものらしい。
浩平とヘンリーは、リレミトでひとまず洞窟を出た。

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