第40話・天空の血族

ひとまず天空城を目指すことにしたユキたちは、
万が一全滅した時のために、トルネコの妻ネネの経営するゴールド銀行
へと行き、所持金を預ける。
ここで、ライアンとブライは初めてネネと対面することになった。

ライアン「これはこれは……トルネコ殿にはもったいないとても美しい奥方ですな。
    おっと、今のはいささかトルネコ殿に失礼でしたかな。」

……めちゃめちゃ失礼だよ。

ブライ「ええい、トルネコの奴め! 家に帰れば奥さんと子供に迎えてもらえるじゃと!
    わしなんか、わしなんかっ。」

……まさか、ブライって独身!?

ともあれ、再び気球で例の島に行き、ユキ・アリーナの2人で天空の塔に挑む。
塔の内部は迷路のようになっていた。
エレベーターのような仕掛けに乗って2人で塔を登っていく。
途中、宝箱から不思議なボレロを手に入れたが、この2人には装備できない。
塔の中では敵はそれほど出現しなかったものの、やがて、しにがみきぞくが出現。
しにがみきぞくのザラキで、蘇生魔法ザオラルが使えるユキが死んでしまった。
が、世界樹で拾った世界樹の葉を使い、すかさず蘇らせる。
その後も、敵の出現率こそ低いものの、塔で迷ううちにかなりの敵が出現。
攻撃力が異常に高い上に仲間を呼ぶバアラックに大苦戦。
マヒャドを使うブルデビル、マホカンタを唱える上に攻撃力が恐ろしく高い
ライノスキングに苦戦したが、それらの敵としにがみきぞく以外は単なるザコ。
塔の宝箱を全て回収しつつ、頂上に到達した。
しかし、塔の頂上で道は途切れており、どうやって天空城へ行くのかわからない。
そう思ってうろついていると、どこからか雲が出現。
これに乗って天空上に行けということか……。
よいこしか乗れないとかいうオチじゃないだろうな
などと思いつつも、雲に乗って天空城へ。

天空城は、雲の上に建った荘厳なお城だった。
そして、天空城に着くなり、いつの間にかついてきていた馬車から
ルーシアが現れる。

ルーシア「ああ、ここは天空城! おかげで戻ってくることができました!」

足手まといの ルーシアと別れたユキは、
居ながらにして世界のすべてを知ることができる というマスタードラゴンと対面した。
そんな能力があるんならロザリーとかルーシアとか助けてやれよ
というツッコミを必死にこらえつつ、マスタードラゴンと世間話(?)に興じる。
話の途中、闇の世界から邪悪な波動が発せられ、天空城の雲に穴が開いてしまったようだ。
マスタードラゴンの話によると、その穴から闇の世界へと行けるらしい。
そして、マスタードラゴンの力により、天空の剣の攻撃力が45も上がった。
……だから、そういう便利なことできるんだったらはじめからやっといてよ……。
しかし、パワーアップした天空の剣を装備してみたところ、
はぐれメタルの剣よりもかなり弱かった。
マスタードラゴンの力もここまでか……。

その後、先程別れたばかりのルーシアと再会。
ここまで連れて帰ってくれたお礼にと、ルーシアは竜の子どもドランを連れてきた。
こうして、ドランが仲間になった。

そして、先程雲に開いたばかりの穴から飛び降り、洞窟の入り口へと到着。
ユキに天空の剣を装備させ、はぐれメタルの剣をライアンに渡し、
ユキ・ライアンの2人で洞窟の中に入った。
しかも、この洞窟には馬車ごと入れるようなので、馬車も一緒に連れて行く。
入ってすぐに見つけた宝箱の中から、一定の確率で呪文をはね返す効力をもつ光のドレスを回収。
アリーナに装備させる。
そして、天空の塔の中で見つけた不思議なボレロをマーニャが装備。
ザコ敵との戦闘で無駄に消耗するのを避けるため、
トルネコの忍び足を使って先に進む。
途中、微笑みの杖を見つけ、とりあえずブライに持たせておく。
宝箱からミミックが現れたりもしたものの、わずか1ターンで撃破。

装備して歩いているだけでMPが回復する女神の指輪 と、
消費MPが多いものの極めて威力の高い全体攻撃魔法のギガデイン
凶悪コンボ を使って突き進む。
敵を倒すうち、ミネアはレベル37にアップし、メガザルを覚えた。

さらに進む。
宝箱の中から水の羽衣を見つけ、この水の羽衣がシースルーだったら嫌だな
などと思いつつも、ブライに装備させる。
さらに、魔神の鎧なるものを発見。しかし、守備力が低い上に物騒な名前なので
ひとまず袋に入れておく。

歩いているだけでMPを回復できる装備をつけているユキとミネアを馬車の外に出しておいて、
戦闘になったら別のメンバーに入れ替えるというせこい戦法でMPを温存しつつ進む。

アリーナ「ここまで来たら何も迷うことはないわ。
    ただ前に進むだけ。だって、それが私たちの使命じゃない。」

そして、洞窟を抜け、つり橋で溶岩の川を渡り、塔のような建物の頂上へと到着した。
どうやら、この塔を下りればいいようだ。
途中にあった宝箱からミラーシールドを回収。
クリフトに装備させ、クリフトの装備していた力の盾をユキに渡した。
程なく、塔の1階にたどり着き、外に出る。
塔の外は、見たこともないような風景が広がっていた。
おそらく、ここが魔界だろう。

塔の近くにほこらを見つけ、入ってみる。
中にいた天空人の亡霊 の情報によると、ここは希望のほこららしい。
デスピサロの宮殿の回りには結界が張られていて、
4つの結界を破らない限りは中に入れないそうだ。
亡霊は、HP・MPを全快した上、セーブまでしてくれた。
さあ、結界を1つずつ潰していくことにしよう。

ほこらを出て、結界を目指す。

ドラン「グゴゴゴ〜ン グゴゴ〜ン
   グゴゴ〜ン ゴゴン グッゴ
   グゴゴゴ〜ン ゴゴゴゴーン!」

しかし、なにを言っているのかさっぱりわからないので聞かなかったことにした。
気を取り直して結界を目指そう。

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