最終話・旅の終わりの音楽



☆VSゾーマ

51ターン目。
充は賢者の石で全員を回復。
一太郎は攻撃して81のダメージ。
織絵は大事を取って防御。薫子は賢者の杖で充を回復。
ゾーマは凍てつく波動を放つ!
さらに、ゾーマは充を攻撃し、充に大ダメージ! 充が瀕死に!

52ターン目。
ピオリムが解けた状態で、1人、画面が黄色くなるほどのダメージを受けている。
先制されれば死ぬが、10回に9回以上はこちらが先制できるはず!

充は賢者の石で全員を回復。織絵は賢者の杖で充を回復。
ゾーマは凍てつく波動を放つ!
さらに、ゾーマは凍える吹雪で全体にダメージ!
一太郎は攻撃して82のダメージ。
薫子はピオリムを唱え、全員の素早さを上げた。

53ターン目。
一太郎は攻撃して83のダメージ。
ゾーマを倒した!
あれ? 何で素早さ限界の充より速いの?
あと、今回の戦いではかなりラッキーに助けられたが、
とにかく、勝ったぞ!

ゾーマ
「いちたよろ……。よくぞわしを倒した。
 だが、光ある限り闇もまたある……。
 わしには見えるのだ。再び何者かが闇から現れよう……。」

何者かが闇から……。






????
「リアルに道に迷ってんの? 超うける!」







自分にも、何かが見えた気がした。

ゾーマ
「だが、そのときはお前は年老いて生きてはいまい。
 わははは………っ。ぐふっ!」

一太郎たちは、炎に包まれるゾーマの城から脱出しようとする。
が、途中、地面が崩れ、穴に落ちてしまう。
そして、なぜかロトの洞窟の地面の裂け目から出てきた。
ロトの洞窟から脱出すると、空の上のほうで何かが閉じたような
音がした……。そして、アレフガルドの地に、太陽の光が!

せっかくだから、今までに行った町を回ってみる。
マイラで老婆に話を聞いてみると、やはり、さっきので
上の世界への道は閉ざされてしまったようだ。

その後、ラダトームに戻り、人々の話を聞く。
ついでに、牢の中のカンダタにも話しかけると……。

カンダタ
「どひゃー! あの大魔王を倒してきたんですかいっ!
 どおりでオレが何回戦っても負けたわけだっ。」



ぶっちゃけ、お前にはゾーマより苦戦したよ。マジで。



さて、カンダタ戦ほど苦労しなかったとはいえ、
ゾーマを倒すために払った犠牲は大きかった。
なにしろ、僧侶2人の石のかつらが外せなくなってしまったのだ。
実害がないとはいえ、なんとかしたい。
だが、どの街の教会の神父も、平和な世界になったことを喜ぶだけで、
仕事をしてくれなかった。

そういえば、ラダトームの街に、呪いを解く勉強をしていた子供がいたはず。
今こそ、彼を頼るときっ!

子供
「ぼく、呪いをとく勉強をしているんだよ。
 おにいちゃんたちが世の中を平和にしたように、
 ぼくも呪いにかかった人を助けるの。
 だから、もし呪われたりしたら、ぜったい
 ボクの所に来てね。ボク、ずっと待ってるから。」

いい子だなぁ。
さっそく石のかつらを外そう。
……呪いで石のかつらが体から外れない!
なにっ!? 解いてくれないのか!!?
今がその時だろ!!
今呪い解かないで、いつ解くんだよ!!!?

仕方なく、王様に話しかける。
王様は大変喜び、ロトの称号をくれた。
称号なんていいから、呪いを解いてくれ!



※ナレーション

かくして、ロトの称号を受けたいちたろは、
ここアレフガルドの英雄となる。
だが、祝の宴が終わった時、
いちたろの姿はどこにもなかったという。

そして、彼が残していった武器・防具はロトの剣、ロトの鎧として、
聖なる守りはロトの印として後世に伝えられたという。

そして伝説がはじまった……!










これで、『ドラクエ3プレイ日記xC』は終了です。
拾った種でステータスを上げてなんとかするという手段が取りにくい分、
確率的な難度は今までのプレイ日記で一番上だったと思います。
(万全を期したければ、ダーマでメタルスライムを逃がして素早さの種入手を
繰り返すという手もなくはないんですが、ものすごく時間がかかる上、
かなりレベルが高くないと死者が出ます。)

途中のボス(と、はぐれメタル狩り)で何回もくじけかけましたが、
応援してくださった皆さんのお陰で、なんとか達成することができました。
ご声援、どうもありがとうございました。m(_ _)m


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