第29話・骸骨!?



一行は、イシスの城へ。
美しいと評判の女王様と話してみる。



女王
「皆が私をほめたたえる。でも、ひと時の美しさなど何になりましょう。
 姿形ではなく、美しい心をお持ちなさい。心にはシワはできませんわ」




「俺はこの世で誰よりも美しい」



何か聞こえた気がするが、きっと空耳だろう。
ついでに、城の中を探索する。



女の人
「砂漠を旅して来たの? ハナの頭の皮がむけかかっていますわよ。」



梓は1人で日焼けして、まっくろになっていた!




「梓が一番遊んでたじゃん…」

「そんなことありません!!」



その後、何もないところで透明の壁に当たり、進めなくなった。
何事かと思って調べてみると……。




「にゃ〜ん。」



姿は見えないが、猫の声がする!




「ヒィィィイイ」



その後、城の地下室で、宝箱を発見。
律は宝箱を開けた。
なんとはくろけん! 星降る腕輪を見つけた!
律は星降る腕輪を手に入れた!
すると、目の前に骸骨の姿が浮かび上がる!




「ヒィィィイイ」



澪は、泡を吹いて気絶してしまった!



骸骨
「わたしの眠りを覚ましたのはお前たちか?」

「はい」
骸骨
「では、その宝箱の中身を取ったのもお前か?」

「はい」
骸骨
「お前は正直者だな。よろしい。どうせ、もうわたしには用のないもの。
 お前たちにくれてやろう。では…。」



そう言うと、骸骨は消えていった……。

さて、星降る腕輪は、装備しているだけで素早さが2倍になるというアイテムだ。
しかも、この世界では、素早さの半分が守備力として加算されるため、
この腕輪の存在は極めて大きい。
元々素早い梓をさらに強化するという手もあるが、盗賊の梓は力も装備も弱い。
そう。素早い盗賊の先制攻撃を頼りにする作戦には、装備の充実が前提なのだ。
ここは、ムチとギラでグループを攻撃できる勇者の澪に装備させ、
戦力の底上げを図ることにした。

さて、紬と別れてけっこう経つが、遊び人同士であまりレベルが離れるのは避けたい。
一行はアリアハンに飛んで律と別れ、紬を仲間に加えた。
なお、唯の持っていた鉄の槍を紬に装備させ、律の銅の剣を唯に装備させている。
ついでに、律の稼いだ4000Gをゴールド銀行に預け、ルーラでアッサラームへ。

一行は、アッサラームから徒歩でノルドの洞窟へ。
洞窟の目前でバンパイア×2、あばれザルが出現したが、難なく撃破。

その後、洞窟にいたホビットのノルドに話しかけてみたが、取り合ってもらえなかった。
腹いせに洞窟にあった宝箱から、稽古着と棍棒を手に入れた!
稽古着は、旅人の服を装備していた紬が装備し、守備力がアップ!

一行は洞窟を出て、イシスにルーラ。
宿に泊まり、ピラミッドを目指す。
なお、順列は、唯→澪→梓→紬の順だ。

はたして、無事に魔法の鍵を手に入れることができるのか!?

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