第56話・はぐれ商人純情派


ヒミコの屋敷にて、一行はやまたのおろちを倒した!

なんと! ヒミコはおろちだった!
その噂はまたたく間に国中に広まっていった。
そして、夜が明けた。

ヒミコの座っていたところに出現していた宝箱から
パープルオーブを入手。おそらくは、ヒミコの持ち物だったのだろう。
これで手に入れたオーブは5つ。
残るは世界中を転々としているというイエローオーブだけだ。

地下室に潜んでいたやよいさんも助かり、
ジパングのおろち事件はひとまず一件落着。
なお、ヒミコがやまたのおろちに変身してしまったため、
由乃はヒミコの扇子を手に入れることができなかった。

さて、やまたのおろち戦はまたも大苦戦だった。
敵が強いというよりは、最大の原因は魔法しか使えないこと。
魔法だけで敵のHPを削るのは、思った以上に難しいのだ。
なお、全員の残りMPは、祥子32、祐巳15、由乃36、志摩子179である。
志摩子がバギマを覚えて有り余るMPを攻撃に有効活用できるようになると、
ボス戦がかなり楽になるはずなのだが……。

さて、一行は祥子のルーラでひとまずアリアハンに戻り、
教会でマリア様にお祈りしてから祥子の家に泊まる。
そして、旅先で別れた仲間が希望をもたらすという情報を思い出し、
ひとまず商人の町の蔦子に会いにいってみることにした。

由乃のルーラでポルトガに飛び、あとは船で商人の町へ。
町は大きくなっていて、宿屋ができている。
蔦子に話しかけてみると、今度は劇場を作ろうとしているらしい。
一行は町がさらに大きくなるのを楽しみにして、
ひとまず由乃のルーラでロマリアへ。
以前攻略できなかったすごろく場を目指す。

すごろく場に着き、祥子がすごろくに挑戦。
余り気味のすごろくけんを使い、3回でクリア。
ゴールの商品は鋼鉄の剣とゴールド……しょぼかった。

一行は由乃のルーラでポルトガに飛び、船で商人の町へ。
商人の町はまた大きくなっていて、劇場も完成していた。
入り口近くにいた女の人に話しかけてみると、
この町はみなこバーグというらしい。
美奈子は町に自分の名前をつけたようだ。
一行は町を探索し、劇場でガーターベルトとうさみみバンドを手に入れた。
……どっちも要らない。
劇場の出口で50000Gを要求され、
祥子が持っていないにもかかわらずつい払おうとしてしまったりしたが、
美奈子の知り合いということで見逃してもらった。
どうやら、劇場はぼったくりバーだった様子。
さて、この町に最初からいた老人に話を聞いてみると、
美奈子はやりすぎて町の人によく思われていないらしい。
美奈子に忠告しようとするが美奈子は前と同じ話しかせず。
一行はひとまず闇のランプを使い、時間を夜にしてみた。
夜の町外れでは、町の人が3人ほどなにやら相談をしていた。
3人とも殿方だったので迂回しようとすると、
詳しい話を聞く前にうっかり町の外に出てしまう。
そして、再び町に入ってみると、美奈子は牢屋に囚われていた。

美奈子
「あ…祥子。私よ、美奈子……。
 私はみんなのためにと思ってやったのに……
 やりすぎちゃったのかな……。」

ええ、やりすぎですとも。
この歩く東○ポが。

美奈子
「……。あっ、そうそう。
 私のお屋敷の椅子の後ろを調べてみて。
 私、しばらくここで反省してるわ。そうすれば……
 町の人たちもきっと私のことを許してくれると思うの。
 そうしたらまた私に会いに来て。」

最後の鍵で牢屋の鍵を開けたが、美奈子は出ようとしない。
美奈子の説得は諦め、言われた通りにお屋敷の椅子の後ろを調べてみる。
祥子はイエローオーブを手に入れた!

……イエローローズ?

さて、これで全てのオーブが揃った。
一行はルーラでノアニールに飛び、そこから船でレイアムランドを目指す。

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