第46話・黄薔薇さま。をプロデュース


祥子たちはジパングの洞窟にて、やまたのおろちと戦い全滅した。
そして、マリア様のご加護により、祥子がアリアハンで復活。
銀行でお金を下ろした祥子は教会で1150Gを寄付し、3人を生き返らせる。

さて、今行ける場所は世界中全部回っている筈だが、
そういえば、行った当時は最後の鍵がなくて
扉の向こうへ行くのを断念した場所がいくつかある。
一行はそれらの場所を回るべく、由乃のルーラでエジンベアに飛んだ。

一行はまず、船でエルフの隠れ里へ。
この里の店にいる店員が
「あなたがた人間には物は売れませんわ」
と言っていたのを思い出したのだ。

変化の杖でスライムに変身して、
店員に話しかけてみると……。

店員
「ここは道具屋です。どんなご用でしょう?」
由乃
(ボソッと)「私たちはスライム以下だと?」(怒)
志摩子
「まあまあ。これもきっとマリア様のお導きですよ」

……おおっ!
この道具屋には、祈りの指輪や眠りの杖などのレアアイテムが売っていた。
雑魚戦でもMPを使いまくるこのパーティーにとって、MP回復アイテムは必需品!
(貯金は存分にあるが)所持金が少ないので、
持っている不要なアイテムを売って資金を捻出。
1個2500Gの祈りの指輪を18個も買い、一行は隠れ里を後にした。

そして、一行はテドンを目指して船で北へ。
テドンについた一行は教会でマリア様の像にお祈り。
夜の牢屋で最後の鍵を使って扉を開け、
ひげ面の囚人からグリーンオーブをもらった!
ひげ面……もしこの場に(先代)黄薔薇様がいたらと思うと……。
この場に(先代)黄薔薇様がいなくてよかったと心から思った。

囚人
「世界に散らばるオーブを集めて、
 はるか南、レイアムランドの祭壇に捧げるのです。
 あなたがたにならきっと、新たなる道が開かれるでしょう。」

囚人に見送られて牢を出、一行は宿に泊まる。
昼のテドンで牢を調べると、屍の横の落書きが
「生きているうちにオーブを渡せてよかった……。」に変わっていた。

一行はテドンを出て、船で西を目指す。
そして、いつか行った村(実は、正体は海賊の家)へ。
地下牢の扉を開けて捕まっていた人に話を聞くと、
夜になると海賊が帰ってくるとのこと。
由乃が闇のランプを使うと夜になり、いつの間にか海賊が帰ってきていた。

海賊の頭は、なんと女性だった。
面白そうなので話しかけてみる。

お頭
「女のあたいが海賊のお頭なんて、おかしいかい?」
祥子
「はい」
お頭
「ずいぶんはっきりと言ってくれるじゃない。
 でも、そこが気に入ったよ。」

その後、お頭にルザミの情報を教えてもらう。
ずっと前に行った南の小島のことのようだ。そして……。

お頭
「ところで、あんた、魔王を倒すために旅をしてるって本当かい?」
祥子
「はい。」
お頭
「そうか! ホントなんだね!
 それが実現するかどうかはわかんないけど……。
 もし倒せた暁には、ぜひまた寄ってくれよな。」

お頭と別れ、一行は村を出た。
そして、商人の町に立ち寄るべく、船で南を目指す。

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