第44話・世界で一番祐巳が好き!


アリアハンから由乃のルーラでジパングに飛んだ一行は、
地図の空白を埋めるべく、船でスーの南あたりの沿岸を目指す。
途中、マーマンを倒し、由乃はレベル17に上がった。
そして、一行は目的地の沿岸で不審な塔を発見。
体調は万全なので、入ってみることにした。
なお、由乃は先ほどのマーマンとの戦いでマホトラを使い、
ルーラのMPをちゃっかり回収している。

塔に入って最初の戦闘は、どくどくゾンビ×2、キラーアーマー、エリミネーター。
まずは由乃はエリミネーターにとりあえずメラミ。いきなり大ダメージを与える。
祥子のいかずちの杖、祐巳のベギラマ、志摩子の裁きの杖でどくどくゾンビを倒す。
その後、キラーアーマーはルカナン、エリミネーターは攻撃してきた。
祥子が集中攻撃されて傷を負ったものの、祥子のいかずちの杖で
エリミネーターを撃破。残るキラーアーマーは裁きの杖を振りまくり、勝利。

祥子たちはその後も敵を倒しつつ、進んでいく。
キラーアーマーたちを倒し、志摩子はレベル23に上がった。
一行は中央に大きな吹き抜けのある塔を上り、程なく最上階へ。
アミバアミダ状のロープを渡った先で、不用意にもひとくいばこを開けてしまった!
ひとくいばこの最初の一撃で狙われた志摩子がいきなり重傷を負うも、
祐巳と由乃がそれぞれスクルトを3連発し、守備力を異常なまでに上げる。
ピオリムで素早くなっていた志摩子は、敵の攻撃の前にベホイミで自分を回復。
あとは裁きの杖を振りまくるのみ。
もし仮にスクルト前の初撃や痛恨の一撃で倒されても、
1人ならば世界樹の葉で復活できる。
ひとくいばこ、もはや恐るるに足らず!

その後、最上階の宝箱を回収し終えた一行は、
吹き抜け部分が怪しいとの由乃の推理により、
ロープを伝ってフロアの中央部分に行き、飛び降りてみることに。
飛び降りる寸前にキラーアーマーを倒し、祥子はレベル23に上がった。
祥子はベギラマを覚えた!

飛び降りてみたところ、由乃の推理はズバリ的中。
一行は下の階の床の上に落下し、目の前には宝箱が!
祥子は宝箱を開け、山彦の笛を手に入れた!
祐巳の提案により、山彦の笛は志摩子が持つことに。

志摩子
「どうして私に?」
由乃
「オリーブの首飾り」

志摩子はさっそく山彦の笛でオリーブの首飾りを演奏。
由乃は条件反射で隠し芸のマジックを始めてしまった。
祐巳に至っては、これまた条件反射で安来節の準備をしている。

なお、ここでは山彦は返らなかった。
収拾がつきそうにないので、祥子はリレミトを唱えて脱出。
一行は祥子のルーラでアリアハンへと飛んだ。

さて、一行はかなり前に聞いた商人の町の話を思い出し、
そろそろ商人を連れて行くことにする。
ひとまず祐巳がパーティーから外れることになった。
ルイーダの店で、祥子と祐巳は見つめあい……。

祥子「……祐巳……あなたがいないと生きていけない……」
祐巳「……お姉さま……」

由乃(ボソッと)「今生の別れってわけじゃあるまいし……」

ともあれ、祐巳がパーティーから外れ、薔薇の館の住人である商人の美奈子が仲間に加わった!
ちなみに、美奈子の性格は「ぬけめがない」だった……。

ひとまず、持っているものの中で最高の装備を美奈子に与え、
由乃のルーラでポルトガへ。ポルトガから船で西へ行き、商人の町を目指す。
途中、マリンスライムたちを倒し、美奈子は一気にレベル4に上がった。

そして、商人の町に到着。
老人と話して、町の発展のため、美奈子をここにおいて行くことになった。

美奈子
「じゃあ、私はここに残るわね。
 今まで本当に楽しかったわ。ありがとう、祥子。」

……ざわ……ざわ……。
よ、呼び捨て!? 薔薇さまを呼び捨て!!?
一行の間に動揺が広がった。が、それも束の間。

美奈子
「たまにでいいからここに遊びに来てよね。」

……ざわ……ざわ……。
タメ口!? 薔薇さまに(略

さすがは「ぬけめのない」美奈子。
リリアンを抜けたとたんにこれだ。
OBとしてマリア様の御心にかなう町を作ってほしいものだが……。
これからどんな町になるのか期待と不安を募らせつつ、
一行は由乃のルーラでアリアハンに戻った。

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