第43話・世界樹で一番暑い夏
すごろく場を出た一行は、唯一行ったことの無いその南東の大陸を目指すことに。
なお、南西の小島にはほこら(位置関係から、サイモンが朽ち果てた
といわれているほこらの牢獄と推定される)があったが、
オリビアの岬を通らないと通れないので、
オリビアの岬の呪いを解くまでは到達できないだろう。
よって、ほこらの牢獄はひとまず後回しにしておく。
南東の大陸を目指す途中、まほうおばば×1、ばくだんいわ×1が出現。
魔法おばばを失敗覚悟の祐巳のメラミ連打で倒し、
残る能力不明のばくだんいわだが、様子を見るだけで何もしてこないのが不気味だ。
特殊能力を恐れての志摩子のラリホー、祥子の魔封じの杖は効かず。
志摩子のマヌーサで幻に包み、祐巳のメラミ、祥子のいかずちの杖などで
攻撃し、勝利。結局、ばくだんいわは何もしてこなかった。
もし爆弾岩のメガンテを受けたら全滅の危険すらあったのだが、
祐巳たちはそんなこと知る由もない……。
そして、南東の大陸に到着。ムオルの北西にあたる大陸だ。
祥子たちはほこらを発見したので中に入ってみる。
中にはホビットが1匹と、猫が2匹いた。
祥子たちはホビットに話しかけてみる。
ホビット
「旅の者か……そなたらを見ていると、
わしの若い頃を思い出すのう。」
志摩子
「あなたもリリアンに?」
由乃
「違うんじゃない? ひげ、生えてるし」
ホビット
「わしも昔はオルテガという勇者様のお供をして冒険したものじゃ。
オルテガ様は火山の火口に落ちて亡くなったそうだが、
わしにはまだ信じられぬ。」
祥子
「お父様……女の人のところだけじゃなくて、
男の人のところにも行ってらしたんですね。」
由乃
「紅薔薇さま、重要そうなのはそこじゃないですよ……。」
そして、猫に話しかけてみると……。
猫
「にゃ〜ん?」
祐巳
「はい?」
猫
「では、ここから南。
4つの岩山の真ん中を調べてみてください。にゃ〜ん。」
ほこらを出た一行は、さっそくそこに向かってみることにした。
そして、猫の言った通りの場所を調べた祥子は世界樹の葉を発見。
祥子は世界中の葉を手に入れた!
世界樹の葉は、1回使うとなくなるが、HPが0になった仲間を
復活した上にHPを全快させるという、とても役に立つアイテムだ。
その後も大陸を歩き回るが、たいした収穫はなし。
そればかりか、グリズリーたちとの戦闘中に、
グリズリーの攻撃を受けた祐巳が気絶。
祥子は世界樹の葉ですかさず祐巳を復活させる。
その後、かなりのMPを消費したものの、戦闘には勝利。
先ほど世界中の葉を拾った場所を調べてみると、再び世界樹の葉を手に入れた!
どうやら、ここは1枚も持っていないときに限り世界中の葉を入手できるようだ。
一行はその後も探索を続ける。
まほうおばばを倒して、祐巳はレベル19に上がった。
祐巳はルカナンを覚えた!
祐巳はインパスを覚えた!
その後、大陸の探索を終える頃にはちょうどMPが切れた。
一行は祥子のルーラでひとまずアリアハンに帰還することに。
ちなみに、全員の残りMPは、祥子13、祐巳4、由乃4、志摩子16である。
まずは教会でマリア様にお祈りし、祥子の自宅で一泊。
井戸に行き、メダルを60枚集めた褒美として正義のそろばんをもらう。
一行は今後の進路に迷う。
世界中で足を踏み入れたことの無い場所といえば、
イシス南のネクロゴンド(情報によると、ガイアの剣で火山を越えていくらしい)と
あとはスーの南のみ。
せっかくだから行ける場所には今のうちに行っておくのがいいと判断し、
祥子たちは由乃のルーラでジパングへ飛び、船で東を目指した。
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