第27話・神の使いやあらへんで


アリアハンの西にある大陸に上陸した祥子たちは、
町を見るつけたので、入ってみる。
なお、町に着いた頃には夜になっていた。

夜の町をめぐるも、これといって収穫はなし。
ひとまず宿屋に泊まって、昼の町で情報を集めることにする。
どうやら、この町はランシールというらしい。
この町では、面白い情報を聞くことができた。

道具屋の娘
「私は道具屋の娘。消え去り草を買っていってくださいな。
 消え去り草はあなたの姿を見えなくしちゃう
 不思議な草よ。持ってると便利なんだから。」
由乃
「ネーミングにひねりがない……。」

だが、これは面白そうだ。
祐巳は道具屋で消え去り草を買う。
その後、神殿にいたスライムに消え去り草を持っていると告げると、
「エジンベアのお城に行きなよ」と言われる。
一行は、由乃のルーラでさっそくエジンベアへ。

入り口の兵士はやはり通せんぼをしていたが、
消え去り草を使うと、こちらの姿が消えて、気付かれずに中に入ることができた。

姿が消えたまま神父に話し掛けてみると、神父は神の声を聞いたと
勝手に勘違いした模様。姿が見えないのに声がしたのだから、無理もないかもしれない。

祥子たちは、この城のお姫様に話し掛けてみるが、
田舎者呼ばわりされてしまった。
決して仕返しというわけではないのだが、
お姫様の寝室を調べてパーティードレスなどを入手。
装備した祐巳の守備力が大幅に上がった!

祥子
「祐巳はどんどんきらびやかになっていくのね……。」(嘆息)
祐巳
「たぶん、もうすぐ一人前の遊び人ですよ、お姉さま。」(にっこり)

その後、一行は城の地下へ。
一行を待っていたのは岩3個、池、壁、床の模様つきタイル3個。
由乃の推理により、岩を所定の場所に入れる倉庫番パズル
であるらしいことに気付き、全員が知恵を出し合って一発でクリア。
岩を3個ともタイルの上に置くと、新たな通路が開いた。
祥子たちは通路を進み、渇きの壷を手に入れた!
もっとも、渇きの壷の使い道は全く謎なわけだが……。

エジンベアを出た一行は次の目的地を目指して地図を眺める。
すると、はるか南に行ったことのない大陸を発見。
おそらくはずっと北に行けば一周して南に着けるとふみ、
船に乗って北へと向かった。

その後、だいおうイカの色違いのテンタクルスが1匹出現。
だいおうイカと同様にマヌーサで幻に包むも、
敵の攻撃力はだいおうイカ以上だった。手痛いダメージを受けた後、
慌てて由乃はスクルトを2連発し、防御を鉄壁にする。
あとは杖を振りまくってテンタクルスを倒し、勝利。

祥子たちはエジンベアの北で、氷でできた大地に上陸。
最初の遭遇はヘルコンドル×2だった。
初めて出現する敵複数と対する通例として、火力を全開することに。
由乃のベギラマ、志摩子の裁きの杖、祥子のギラで攻撃。
しかし、あろうことか敵は1匹も倒れない!
その後、敵は志摩子にバシルーラを唱えてきたが、効かなかった!



※バシルーラ
敵1体をどこか遠くに飛ばす魔法。
経験値は入らないが、敵を一撃で強制離脱させる可能性を秘めた魔法である。



……あぶないあぶない。
ここでこの敵の恐ろしさに気付き、
2ターン目も由乃のベギラマなど全力で攻撃し、勝利。
この戦いで、志摩子はレベル17に上がった。
志摩子はザメハを覚えた!



※ザメハ
眠っている味方全員の目を覚ます魔法。
当然だが、ザメハを唱えられる者が全員眠ると悲惨である。



そして、一行は氷原の中にあるほこらへ。
ほこらには、2人の巫女がいた。

巫女
「わたしたち……」
「わたしたち……」
「2人一緒じゃダメですか?」
「2人一緒じゃダメですか?」

あいにく、2人一緒に仲良くする気はない。
少し惜しい気もするが、気を取り直して……。

巫女
「わたしたちは」
「わたしたちは」
「卵を守っています」
「卵を守っています」
「世界中に散らばる6つのオーブを金の台座に捧げたとき……」
「伝説の不死鳥ラーミアは蘇りましょう。」

つまり、オーブを6つ集めてここに持ってくるように、とのことらしい。
しかし、残念ながらオーブとやらはひとつも持っていない。
一行はひとまずほこらを出て、氷原を探索することにした。

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