第20話・胡椒がない!


ダーマの神殿を出た祥子たちは、
ポルトガ王に頼まれた黒胡椒を求めて、さらに東へ。

もちろん、胡椒が手に入る場所をとっくに通り過ぎたことに
気づかないなどといった、はしたない生徒など存在していようはずもない。

げんじゅつし、マッドオックス、キラーエイプなどを倒しつつ進み、
ほこらを見つけたので中に入ってみることに。
ほこらの中には宿屋があった。宿代はなぜか高かったが、
MPが切れは全滅を意味するので、大事を取って泊まることに。
このほこらの中には扉もあったが、鍵が合わないので入れない。
なお、このほこらの対岸には日本に似た地形の島があったが、
海を渡る手段がないので行くことができない。
仕方なく、一行は北へと続く草原を進む。

そして、一行の行く手にスライムつむり×2、ベビーサタン×2が出現。
由乃はイオを唱えるが、誰にも効かない!
祥子はベビーサタンにギラを唱えるが、効かない!
一行は苦戦を覚悟する。
その後、祥子を回復役に回し、志摩子のバギ連発でベビーサタンを倒す。
しかし、今度はスライムつむりが、空いたスペースにホイミスライムを呼ぶ。
スライムつむりには炎系の呪文は効かないようだが、
志摩子がバギでダメージを与えてもホイミスライムがすぐに回復してしまう。
魔封じの杖も何度も使っているが、ホイミスライムには効かないようだ。
その後、相手がスライム系ならもしやと思い、
祥子のニフラムでスライムつむりを消し去ることに成功!
残るホイミスライムは志摩子のバギと由乃のヒャドで倒し、勝利!
なお、魔道士の杖が効かない相手には、祐巳は何の役にも立たないのだった……。

その後、ルカナンで守備力を下げた上で攻撃してくるデッドペッカーが
スライムつむりと一緒に出現。
由乃のベギラマと志摩子のバギでデッドペッカーを倒し、
祥子のニフラムでスライムつむりの数を減らす。
残ったスライムつむりは、ホイミスライムを呼ばれることを恐れて
祥子と志摩子のニフラムで消し去り、勝利。

一行は行く手に村があるのを発見。
村の目前でベビーサタンたちを倒し、祥子はレベル14で上がった。
祥子たちは村へと入ってみる。

村の入り口にいるのは男の人だったので、無視。
ルーラでここに飛ぼうとして名前を確かめようとするも、
この村にはルーラで飛べないらしく、名前がわからない。
一行はひとまず教会へ。教会にはシスターがいた。

シスター
「ここは神に導かれし迷える子羊達の訪れる場所。」

神様、どうか胡椒のありかを教えてください。

ちなみに、彼女はアリアハンを出て以来、初めて出会ったシスターである。
シスターが相手なので緊張する反面、なんだか落ち着く。

シスター
「神様はいつも私たちを見守っていてくれています。」

……神様がみてる!?

シスター
「またおいでくださいね。」

一行はマリア様の像にお祈りした後、
シスターに「ごきげんよう」と別れを告げて教会を後にした。

さて、一行はこの町の女性達に「ポカパマズ」なる人物に間違えられる。
市場にいる「ポポタ」という人が会いたがっていたらしいが……。
わけを聞くために畑に行って捕まえようにも、それらしい人影はなし。
仕方なく、いけいけゴーゴージャンプで市場を探す。
市場らしき建物の中でカウンターに置かれていた兜を触っていると、
その兜はポカパマズという人の忘れ物だといわれる。
そこでもポポタに会うように勧められた。

しかし、殿方とおしゃべりする習慣のない一行は、
ついにポポタなる人物を見つけることができなかった。


ひとまず兜は諦めることにする。 あの兜、センス悪いし。
祥子は武器屋で祐巳と志摩子に身かわしの服を買い、
自分と志摩子に裁きの杖を買った。
これで、パーティーの戦力は大幅に上がる!
一行は宿屋に泊まり、胡椒を目指して更に東へと向かった。

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