第09話・スケバン木人形


ノアニールの村人を目覚めさせた一行は、
ひとまずカザーブの村を目指す。

程なくカザーブに到着。
祥子は自分に鉄の鎧とうろこの盾を購入。
これまで他の仲間を優先して装備を節約していた祥子の
守備力が大幅に上がった!
宿屋に泊まった後、HPが祥子よりも高くなっていた祐巳を
先頭にし、いつか行った塔を目指してカザーブの西へと向かう。
祥子たちは魔道士の杖を使って効果的に敵を倒し、
MP消費を抑えて塔に到着した。

一行は塔に現れる敵を倒しながら進む。
途中、祥子と由乃がどくイモムシの毒の息で毒に冒されたが、
持っていた毒消し草を使って毒を消す。
3階で塔に落ちていた宝箱から青銅の盾を手に入れたが、
もはや売るくらいしか使い道がない。

5階に着いた一行は、変な格好の男たちがいるのを発見。

変な男
「おいっ! 変な奴らが来たぞっ!
 もしかすると最高の木人形(でく)かもしれない!」

わけがわからないので近づいてみると……。

変な男
「よしっ! こいつらを使って新しい秘孔の究明が
 できるかもしれない! おかしらに知らせに行こう!」

祐巳たちはひとまず彼らの後を追う。
追って行った先には、怪しげな覆面男が……。

覆面の男
「よくここまで来られたな。ほめてやるぜ!
 だが、俺様を捕まえることは誰にもできん。
 さらばだ! わっははは! 俺は天才だー!」

不穏当な発言を聞かされている間に、
祐巳たちは落とし穴に落とされてしまった!
再び6階に戻るも、彼らの姿はない。
仕方がないので階段を降り、塔を出ようとする。
しかし、4階で再び彼らの姿を見つけてしまった。

あきらめて帰ろうとしていたこちらには戦う気などないのだが……。

覆面の男
「しつこい奴らめ! こうなったら……」

覆面の男
(子分に向かって)「お前ら、俺の名を言ってみろー!」
由乃
「いや、キャラ違うし……。」
覆面の男
「お前、ボケにはツッコミを入れないと気がすまない奇病にかかっているな〜。
 どれ、俺が治してやろう。ツッコミを治す秘孔は、ここかなぁ〜?」

由乃は、覆面の男が突いてきた指を、すんでのところで回避!

由乃
「いきなり何するのよ!?」
覆面の男
「ほぅ……活きがいい……」
祐巳
「由乃さん、猫かぶるの忘れてるっ……。」
覆面の男
「……それに、いい筋肉をしている……」
志摩子
「由乃さん、いい筋肉だったんですか?」
由乃
「ちっがーう!」
覆面の男
「どうやらお前は最高の木人形(でく)のようだ。」

怒りに燃える由乃。そして……。

由乃
「……おまんら、許さんぜよ!」
祐巳
「由乃さんがスケバンみたいに……。」

祐巳
(マスクの男に向かって)「キャラを立たせたかったら、
発言の語尾に『それと便座カバー』ってつけるくらいにしてください!」
祥子
「祐巳、その発言は鍵っ子にしか理解できなくてよ……。」

その後も双方譲らず。
結局、なし崩し的に戦闘に突入してしまった。

ちなみに、こちらの戦力は以下の通り。
祐巳 (遊び人) LV:13 HP:78 MP:65  攻:13 守:62
祥子  (勇者) LV:11 HP:61 MP:36  攻:45 守:61
志摩子 (僧侶) LV:12 HP:54 MP:96  攻:20 守:47
由乃(魔法使い) LV:12 HP:42 MP:105 攻:11 守:38
残りMPは、祥子28、志摩子39、由乃52である。

さて、一行は勝つことができるのか!?

☆VSカンダタ
ここでこの覆面男の名前がカンダタだと判明。
初めて聞く名前だが、降りかかる火の粉は払わねばなりますまい。
敵はカンダタ×1、カンダタこぶん×3。
カンダタこぶんは1匹ずつのグループなので、
ギラやバギで一度にダメージを与えることはできない。

1ターン目。
祥子はギラで、祐巳は魔道士の杖によるメラでカンダタこぶんAを攻撃。
由乃はスクルトで味方全員の守備力を上げる。
カンダタは由乃に攻撃。
カンダタこぶんたちは由乃と志摩子に攻撃。
由乃がいきなりピンチに!
志摩子はホイミを素早く唱えるため、
ピオリムで味方全員の素早さを上げた。

2ターン目。
祥子はギラでカンダタこぶんAを攻撃。
志摩子はホイミで由乃を回復。
由乃はスクルトで守備力を上げた。
カンダタこぶんはそれぞれ由乃、祥子、志摩子を攻撃。
ダメージはほとんどない。
カンダタは祥子を攻撃。ダメージはほとんどない。
祐巳は魔道士の杖でカンダタこぶんAを攻撃。

3ターン目。
祥子はギラでカンダタこぶんAを倒した。
祐巳は魔道士の杖でカンダタこぶんBを攻撃。
由乃はヒャドでカンダタこぶんBを攻撃。
志摩子はカンダタにマヌーサを唱えるが、効かなかった!
カンダタこぶんは由乃、祥子を攻撃。
カンダタは祥子を攻撃。やはり、ダメージはほとんどなかった。

4ターン目。
祥子と志摩子はカンダタに対してMPを温存するため、防御。
由乃はヒャドでカンダタこぶんBを倒した。
祐巳は魔道士の杖でカンダタこぶんCを攻撃。
カンダタこぶんは祥子を攻撃するが、ミス。
カンダタは由乃を攻撃。これまたほとんど無傷。

5ターン目。
由乃はヒャドでカンダタこぶんCを攻撃。
祐巳は魔道士の杖でカンダタこぶんCを攻撃。
志摩子はホイミで由乃を回復。
祥子は身を守っている。
カンダタこぶんは祥子を攻撃。
カンダタは由乃を攻撃。

6ターン目。
祐巳は陽気に歌っている。

祐巳
「お姉さま、伴奏お願いします!」

遊び人はほっといて、祥子は薬草で由乃を回復。
由乃は魔道士の杖でカンダタこぶんCを倒した。
残るはカンダタ1匹!
志摩子は身を守っている。
カンダタは由乃を攻撃。

7ターン目。
ここからが勝負。MPが尽きる前に倒せるか!?
祐巳は魔道士の杖で、祥子はギラで、由乃はヒャドでカンダタを攻撃。
カンダタは祥子を攻撃。
志摩子はバギでカンダタを攻撃。

8ターン目。
祥子はギラで、祐巳は魔道士の杖で、志摩子はバギでカンダタを攻撃。
カンダタは祥子を攻撃。
由乃はヒャドでカンダタを攻撃。

9ターン目。
祥子はギラで、由乃はヒャドでカンダタを攻撃。
祐巳はステップを踊り、敵の攻撃をよけやすくなった。

……そんなのはいいから攻撃してくれ。

志摩子はバギでカンダタを攻撃。
カンダタは由乃を攻撃し、これまでもちまちま傷を負っていた由乃が重傷を負う。

10ターン目。
祥子はギラで、志摩子はバギで、祐巳は魔道士の杖でカンダタを攻撃。
由乃は薬草で自分を回復。
カンダタは由乃を攻撃するが、ミス。

11ターン目。
祥子のMPがついに尽きてしまった! 火力が下がるので大ピンチだ!
そして、由乃はヒャドで、祐巳は魔道士の杖でカンダタを攻撃。
カンダタをやっつけた!

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