第03話・小笠原祥子、探検隊


祥子たちはナジミの塔から無事生還し、レーベの村へ。
祥子と由乃のメラ、志摩子のニフラムとホイミ。
3人がそれぞれの個性を発揮した結果の生還だった。
もちろん、遊び人の祐巳は特に何もしていない。

レーベで盗賊の鍵の扉を開け、老人から魔法の玉をもらう。
武器屋でおてんば辞典を売り、それで得たゴールドで
祐巳に亀の甲羅を、由乃に皮の帽子を買う。

祐巳「お姉さま、何ですか、この装備は〜。」
由乃「守備力高いんだから文句言わないの。」

そして、レーベを出た一行はアリアハンに向かった。

祥子たちはアリアハンには昼間入ることができなかった場所が
あったことを思い出す。
そして、夜になれば入ることができるかもしれないことに気付いた。
一行はアリアハンの周りで歩き回り、夜になるのを待つ。
途中、おおがらすたちを倒し、祐巳はレベル6に上がった。
夜になったのでアリアハンに入り、民家から小さなメダルを回収。
祥子の自宅に泊まった後、アリアハンの城へ。
城で5枚目の小さなメダルを手に入れ、
井戸の中のおじさんに渡してとげのむちをもらった。
武器屋で早速とげのむちを売り払い、
祥子と志摩子に皮の盾を買う。
祥子さまに可愛がられすぎたせいで守備力が突出してしまった祐巳を
先頭に変更し、一行はアリアハンを後にした。


驚き戸惑っていたスライムに遭遇するも当然のように逃走し、
一行はMPを消費せずにレーベに辿り着いた。
レーベで祥子に皮の帽子を買い、村を出て東へ向かってみる。

途中、フロッガーの落とした宝箱から、薬草を手に入れた。
一行はほこらを見つけ、立ち寄って小さなメダルを回収。
そして、ほこらを出ていざないの洞窟へ。

祥子たちはついにいざないの洞窟へ足を踏み入れた。
もちろん、カメラマンと照明さんより先に入った。
なお、先頭は遊び人の祐巳。ウインクしながら歩いている。

魔法の玉で壁を壊して進路を作り、
宝箱から不思議な地図を入手。
一行は階段を下りて先を目指す。
なお、由乃と祥子の残りMPは、それぞれ47だ。
……減るの早っ!

最初の戦闘はおばけありくい×4。
名前に反して志摩子のニフラムがほとんど効かない!
結局、由乃のヒャドで3匹、志摩子のニフラムで1匹を葬った。
次の戦闘はアルミラージ×2。
ラリホーを唱える強敵だが、一行はそんな事実など知らない。
結局、祥子のメラと由乃のヒャドといういつも通りの戦法を取り、
ラリホーを使われる前に倒してしまう。
結果、祥子たちはアルミラージの恐ろしさにまだ気づいていないことになった。
その後、MPが尽きてきたので、経験値の低いおばけありくいは
極力志摩子のニフラムが効くまで粘って倒すことにする。
おばけありくい×3との戦闘中、祐巳はその辺の石でお手玉を始め、
失敗して石が自分に直撃。おばけありくいの攻撃数発分のダメージを受けた。
おばけありくいは無事ニフラムで退散させたからいいが……。
……遊びでの自爆のダメージが敵の攻撃より高いとは。
遊ぶならせめてアラエッサッサー(注:安来節)くらいにしといてくれ。


その後、おばけありくいが落とした宝箱から薬草を手に入れた。
洞窟に落ちていた宝箱から聖なるナイフを手に入れたが、使い道がない。
なんとなく名前がありがたいので、とりあえず祐巳が持っておくことに。
そして、なんとか地下3階に辿り着いたときには、残りMPが心もとなくなっていた。
祥子は残り6、志摩子は残り19、由乃は残り24だ。
アルミラージ×4が出現して(プレイヤーが)冷や汗をかくも、
由乃のヒャドで1匹を倒し、試しに使ってみた志摩子のニフラムで残りを退散させる。
……ニフラム効くのか……。
由乃のヒャドで倒した1匹分の経験値で、祥子はレベル5に上がった。

祥子たちはなんとか旅の扉に到達。
仮にまほうつかい×4に遭遇したら最大HP18の由乃など
ひとたまりもなかったのだが、運が良かった。

旅の扉を抜けてロマリア地方へ。
しかし、時刻は既に夕刻。城に辿り着くまで気は抜けない。
一行はマリア様にお祈りしながら進み、
敵と遭遇することなく無事ロマリアに着くことができた。

ロマリアに着いた祥子たちは、まず教会へ。
マリア様にお祈りした後、教会にいた女性から
北の方にカザーブの村があるという情報を聞く。
その後、町を探索してアイテムを入手。
いざないの洞窟で得たGは少なかったが、
聖なるナイフ、町で発見したくじけぬ心などを売り払い、資金を捻出。
祥子は自分に鎖かたびらを買い、守備力をアップ。
隊列を変更して祥子→祐巳→志摩子→由乃という順番に。
HPの高い祥子と祐巳が守備力も同時に強化して、
HPの低い上に装備も弱い志摩子と由乃をカバーする形だ。

買い物を終えた一行は宿に泊まり、
カザーブを目指して北へと向かった。

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