残酷な講師のテーゼ

残酷な講師のテーゼ 留年だ単位がない
キレた親が今 下宿(いえ)のドアを叩いても
成績表ただ見つめて 微笑んでる私
コンパ・バイト代 求めることに夢中で
単位さえまだ知らない いたいけな私
だけどいつか気付くでしょう この調子では
はるか卒業目指すのには 無理があること

※残酷な講師のテーゼ 数年後やがて放校
ほとばしる辛い評価で この俺を裏切るなら
この大学(そら)を抱いて輝く 少年よ神話になれ

ずっと並んでる 2文字と5文字の評価
わたしだけが放校(ゆめ)の使者に 呼ばれる朝が来る
ずっといつも通り 試験勉強サボってる
世界中の単位取って 卒業したいけど
もしも単位取れぬことに意味があるなら
わたしはそう 放校(じゆう)を知るためのバイブル

残酷な講師のテーゼ 悲しみがそして始まる
取りきれぬ単位の重さ その数に目覚めたとき
誰よりも涙を流す 少年よ単位を取れ
人はカンに頼りながらテストを受ける
講義なんて受けないままわたしは自主休講(にげる)

※くりかえし


解説

よくある(?)「残●な●使のテーゼ」の替え歌です。
単位が取れない大学生の悲哀を歌った、いわば「哀歌」です。
元の歌詞をくずしすぎないように、作詞には苦労しました。
読み方が苦しい部分もありますが、大目に見てやってください。

タイトルの「講師」の部分を「教授」にしようかとも思ったのですが、
語呂がいいので「講師」にしました。
余談ですが、歌詞の内容を実際に体験されないことを強くお勧めします。

なお、細かい説明は下にあります。


下宿……下宿と書いて「いえ」と読んでください。
      なお、自宅から通っている人は、「下宿」を「部屋」に変えて
      歌ってください。

大学……大学と書いて「そら」と読んでください。
      苦しいですって?  十分承知 です。

2文字と5文字の評価……うちの大学では、評価は良いほうから順に、
              「優・良・可・ 不可・評価しない 」となっています。

放校……放校と書いて「ゆめ」と読んでください。
      同様に、2つ目は「じゆう」と読んでください。
      放校とは、いわゆる クビ です。

自主休講……自主休講と書いて「にげる」と読んでください。
        自主休講とは、自主的に休講すること。
        たいていの場合 サボり です。

▼おまけ▼

除籍……除籍と書いて「きぼう」と読んでください。
      正式には「放校」でなく「除籍」という言葉が使われるそうです。(経験者談)


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