コーヒーブレイク・第５話
すみません。やらかしました。敵が強すぎました。
今まで、模擬戦闘やってなくてもちょうどいいバランスだったので、
今回もなんとかなるかと思い込んでました。
リアリティを考えると、いつもギリギリ勝てる強さの敵が出るのはおかしいですし、
バランスは大体の感覚で取ってたんですよ。
その方が緊迫感出るかなと思って、敵がちょっと強いくらいでいいやと思ってたんですが、
緊迫感どころの話じゃなかったです。今までは出目がよすぎただけだったんですよね。
その自覚がないまま、幸運に甘えてしまってました。
ちなみに、敵の能力値はこんな感じです。
キャラクター名：名も無き狂気の司祭
種族：人間 性別：男 年齢：？ 出身：？
Ａ：１０ Ｂ：１０ Ｃ：１０ Ｄ：９ Ｅ：７ Ｆ：５ Ｇ：１０ Ｈ：７
器用度：２０（＋３） 敏捷度：２０（＋３） 知 力：１９（＋３）
筋 力：１２（＋２） 生命力：１５（＋２） 精神力：１７（＋２）
冒険者レベル：７
技能：ダークプリースト（名も無き狂気の神）７ ファイター５ セージ５
経験点：０
この機会に、ＧＭとしての敗因を分析してみます。
確かに、ガチでやってるが故の弊害という要素もありますが、
やはり、人為的な要素が大きいんですよね。
１．敵の能力値をサイコロで決めていた。
ボスの敏捷度が高すぎて、数値上はエルフのフアナと互角です。
今回こそ１ゾロに終わりましたが、ボスの先攻って、地味に大きいんですよね。
しかも、知力ボーナスが＋３というのは、かなり凶悪ですし。
２．敵のレベルが高すぎた。
７レベルの人間って、基本的には８レベルのモンスターより強いんですよね。
そこを安易に考えてて、追い詰められたらフォース・イクスプロージョンを使える
７レベルに設定してしまいました。
３．キャラクターが使う全体無力化魔法の怖さを忘れていた。
キャラクターが使う全体無力化って、６ゾロ一発で敵全滅なんですよね。
運良く抵抗で６ゾロ振れたとしても、１人いるかいないかでしょうし。
スリープ・クラウドでも同じことは起こりうるんですが、
ルナティック・ダンスの場合は敵に囲まれるという
詰みかけの状況からでも使えるんですよね。
しかも、スリープ・クラウドと違って、１人が残っても回復できないという。
以上の３点を安易に考えてました。
プリーストなので回復できますし、敏捷度ボーナスが３ですから、
ファイターは４でも楽に勝てる相手じゃなかった筈です
（マリアがいるので、５でいいかなと思ったんですが。）。
能力値にしても、敏捷度１７以下、知力１１以下、生命力と精神力が１８以上
というように、能力値で調整すべきでした。
端的に言えば、ファイターを６くらいにして、アドベンチャー３巻の
ラキス・ゲトヤみたいな能力値にするのが理想だったかもしれません。
ちょうどあれも名も無き狂気の神のダークプリーストですし。
あとは、人間は能力不明（しかも、今回は未知の特殊暗黒魔法使い）ですから、
素早いエルフがいても、初手から守勢に回らざるをえませんでした。
しかも、人間相手で、勢い余って殺しちゃう可能性があったので、
（まさかキチピーだとは思わないので）先に背後関係を含めた動機を聞き出そうと考え、
突入前にカウンター・マジックを唱えませんでした。
このように、いろいろな要因が重なっての敗戦でした。もちろん僕が悪いんですが。
そして、こういう方法で全滅したところで、幸いにも敵はキチピー。
また、ザコを全滅させてから来ちゃったから、ワイト化させるのが面倒なんですよね。
で、目の前で踊ってる奴らに仲間がいっぱいいることも、
手下（？）が全滅させられてることも知らないキチピーとしては、
邪魔だからとりあえず捨てとけと。
となると、ルール上、救助の当てがあれば溺死しにくい点が重要になってきます。
実は、溺れても生命力０になるだけですから、
（マリアは溺死しないので）ここから誰か死ぬ確率は６分の１でした。
しかし、結果は……。これに関しても、僕の甘えですね。
今まで、生死判定の出目は全体的に良くて、結果的に誰も死んでませんでしたから。
出目１０とか平気で出てましたからね。
むしろ、そろそろ最悪の目が出てもおかしくないと考えるべきでした。
第４話のあの発言が、死亡フラグになってしまったとは……。
ただ、あの発言は、決して後付けではなく、単なる偶然なんですけどね。
例えば、ディースなんて、マシンガンのごとく死亡フラグ立てまくってるのに死んでませんし。
そして、死ぬにせよ、こんな死に方なんて……。
『最初に死ぬのは年長者の法則』を地で行ってしまいましたか。
しかも、スポットライト当たる話で死んじゃったよ。
それどころか、「二度と復帰できませんので」発言の直後に死ぬとは。
どうすんだよこれ……。
とはいっても、決して開き直るわけではないですが、
敵が馬鹿みたいに強いほうがリアリティ出ますので、模擬戦は今後もやらないと思います。
完璧にバランス取ったつもりでも、
オープンダイスの連続クリティカルの前では無意味ですし。
さて、一番死ににくい（唯一の回復役が死ぬような状況ともなると、
たいていパーティーは全滅してるか、これから全滅する）オルフが死に、
添え星（注：補充キャラクターのこと）はミールだったかカトレアだったかベスだったか……
強さ的に、ベスじゃなかったような……むしろ、カトレアだったような……。
確認してみると……マジっすか……。
……まずい……シナリオの雰囲気が１８０度変わってしまう……。
まあ、これもサイコロの神様の思し召しということで、なんとかやってみましょうか。
第５話後編・第１節 へ
キャラクター０５ へ
トップページへ