コーヒーブレイク・第3話





ほぼ一本道シナリオ。
依頼人を守りつつ、敵をどう撃退するか、それに尽きます。

実は、チャリオットは攻撃能力だけなら、デュラハンより高いんですよね。
攻撃点はマリアの回避点より1点低いだけですし。
打撃点も高いので、ひき逃げを有効に使える状況なら、
パーティーを数ターンで全滅に追い込めます。マリアも戦闘中は回復できませんから。
実際、ひき逃げが極めて強力ですから、レベルの割に強いモンスターなんですよ。
リプレイ本編でへっぽこーずも大苦戦してますし、
小説の西部諸国シアターでは、平均5レベルの第2部パーティーが
(他にも厄介な敵がいたとはいえ)死人が出る寸前までいきましたし。

本来ならば、傷だらけになりながらも集中攻撃で馬を片付けるところです。
しかし、フアナの発案により、まさかのパーティー分断策がとられました。
パーティーの戦力分散って、大抵ろくなことにならないんですけどね
(第3部のレジィナ(グイズノーが行ってた可能性もありました)とか、
xSのあの人とか。)。ただ、この敵に関しては、標的以外は、
目立って邪魔にならない限りは攻撃されないんですよね(西部諸国シアター参照)。
それを逆手に取って、ほとんど無傷のうちに、
デュラハン本体を引きずり出してしまいました。

もし仮に、正面から戦ってた場合、(生命力が低いフアナは当然回避専念しますので)
2ターン以内にフアナの力なしで馬か戦車を最低1体倒さなければいけませんでした。
さもなくば、回避専念したところで避けきれないレイディアは2ターン目に死亡です。
なお、マリアの力をもってしても、単独で2ターンでは馬すら倒せません。
敵の敏捷度はそこそこ高いので、マリア以外は攻撃のチャンスは1回のみ。
当然ライトニングを貫通させて攻めるでしょうけど、倒せるかどうかは運次第。
最悪の場合は1ターン目にトゥエリとフアナが倒れるので、
その後のオルフの精神力も含め、かなり厳しいことになってたと思われます。

ちなみに、レースしながらの戦いっていうのは、
デュラハンとの戦闘直前に思いつきました。
フアナのスネアに関しては、土が露出してる路面で馬車2台でレースしてるっていうのも
不自然なような気がしましたが、面白そうなので認めました。
路面の材質とか、決めてなかったですしね。
知力が高いから、術者が1レベルでも、
運次第では4レベル相手に有効打を食らわせるという。

あとは、ストーン・サーバントで囲んだ時点で詰みです。
サーバントとはいえ、12回に1回は攻撃が当たって、
ファイア・ウェポン付きならデュラハンに2ダメージ。
デュラハンには3回当てられなきゃ壊れませんし。
そこに、デュラハンよりかすかに強いマリアが加われば、ワンサイドゲームです。
とはいっても、本来ならマリアが無傷で勝てる相手じゃないんですけどね。
今回は作戦勝ちでしょう。

余談ですが、使い魔について。実は、全員の使い魔候補は予め決まっていました。
レイディアだけ、黒猫の予定だったのが双子の子猫に変わりましたが。
使い魔を同時に2匹というのは、スタンドは1人1体の原則に反します。
かといって有利なわけでもなく、どちらかというと不利なオプションですね。
あと、過去には大型の鳥を使い魔にしてた公式シナリオ集もありますし、
小説版では人間が使い魔になったくらいですし、
世界観的にも許容されるんじゃないかなぁと。
さて、確かにメリットもあるのですが、使い魔持ちが多いこのパーティーでは、
範囲魔法に巻き込まれたときダメージが爆発的に増すというデメリットの方が
目立つんですよね。早い話が、不用意に危険地帯まで連れ歩くと、死に直結するわけです。
戦術家たるレイディアは当然把握していますが、
好意を寄せられると無下にできないというのが、彼女の弱点なんですよね。
あと、フィーエルについては、知力4を忠実に再現すると自律的判断が困難な上に
話が進まないので、賢い猫を補助につけました。
これで、実質的に知力6くらいにはなるかと。
このてこ入れで、フィーエルはかなり強くなりました。
フィーエルの成長は、パーティーのこれからにどのような影響を及ぼすんでしょうか……。



キャラクター名:フレイ
種族:人間 性別:男 年齢:31 出身:(一般市民)
A:(6) B:(6) C:(6) D:(8) E:(6) F:(6) G:(6) H:(12)
器用度:12(+2) 敏捷度:12(+2) 知力:14(+2)
筋力:12(+2) 生命力:12(+2) 精神力:18(+3)
副能力値合計:56
冒険者レベル:1



※サイコロを振らずに決定した副能力値及び生まれ等は、( )で示します。
そこそこ稼いでる商人が知力4になったりとか(←無理だろ!)、
ベルド並の能力値(←自分で解決しろよ!)になったりするとまずいので……。


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