第７９話・
みつばたちは、グビアナでクエストを受けて回る。
とりあえず、本筋の女神の果実探しはスルーだ。
ひとまず、兵士たちの詰め所に行く。
ホラン
「私は新人のホランです。新人ってことで、詰め所に届いたおかしな依頼書の担当にされちゃって。
こんな誰かのイタズラに付き合ってられないですよ。
あなた、代わりに受けてもらえません？ 今から、その依頼書を読みますから。
サイキン ワレワレ ゴールドマンノ ニセモノガ イマス。
ゴールドメッキマン デス。
グビアナサバクヲ アラス アイツラヲ コテンパンニ コラシメテ
ソノ メッキヲ ハガシテ クダサイ！
ゴールドマン ヨリ。」
もちろん、こんな依頼は受けない。
ホラン
「ですよねー。こんなイタズラに付き合う人なんて、いませんよね。」
結局、受ける。
セントシュタインでお金を預け、グビアナの宿屋で夜まで休む。
そして、夜の海で、ヘルマリーン×１、オクトスパイカー×２に遭遇。
１ターン目。
みくはどくがのこなを使い、ヘルマリーンを痺れさせた！
ふたばはかまいたちでオクトスパイカーを攻撃。
オクトスパイカーはトゲを撒き散らして全体を攻撃。さらに、みつばを攻撃。
みつばはどくがのこなを使い、ヘルマリーンはますます痺れた！
ひとははオクトスパイカーにメダパニを唱えたが、効かなかった！
２ターン目。
みくはホイミでみつばを回復。
オクトスパイカーはトゲを撒き散らし、全体にダメージ！
ふたばはかまいたちでオクトスパイカーを攻撃。
ひとはのイオでオクトスパイカー１匹を倒し、残る１匹も、みつばのヒャダルコで倒す。
３ターン目。
ふたばの爆裂拳で倒し、勝利。
このように、強い敵に対しては、道具を使うのも有効だ。
そして、ほぼ計算通り、戦闘終了後には、朝になっていた。
複数人同時プレイが可能という性質上、戦闘中も時間が経過するのだ。
みくのホイミで全員のＨＰを全快し、進む。
その後は遭遇なく、雨の島へたどり着いた。
この島では、フィールドで世界樹の葉を拾うことができる。
湧き待ちの時間こそ長いものの、
１枚持っていても次が拾えるのが嬉しい。
せかいじゅのはを手に入れ、隣の島へ。
途中、かいぞくウーパー×３、ヘルマリーン×１と遭遇。
こちらに気づいていなかったので、そのまま戦う。
ふたばの正拳突きとひとはのイオで、ヘルマリーンを倒す。
残るかいぞくウーパーもみつばのヒャダルコで一掃……かと思いきや、１匹が盾でガード。
しかし、次のターンのふたばの爆裂拳で倒し、勝利。
島に上陸し、井戸の中へと入る。
タンスからバンダナ、タルからこおりのけっしょうを手に入れた！
さて、この井戸の中には、青フキダシの男がいた。
ノワール
「ボクは画家のノワール。キノコの絵を描くのが好きなんだ。
ボクの夢は、ここをうるわしキノコでいーーーーーっぱいにして、うるわしキノコの世界を作ること！
すばらしい計画だろ？ だからさ！ キミ、うるわしキノコを３つばかり持ってきてくれないかな？
うるわしキノコは、グビアナの東に浮かぶ小島なんかで採れるんだ。
みつば
「いいえ」
ノワール
「頼まれてくれないのかい？
キミだったら、ボクの夢の素晴らしさをわかってくれるって思ったのに……！」
結局、受ける。
うるわしキノコ程度なら、最初から持っているのだ。
ノワール
「あっ、キミの持ってるそれは、まさしくうるわしキノコ！
約束通り、３つ採ってきてくれたんだね！ さあ、譲ってくれるかい？」
みつば
「いいえ」
ノワール
「そんな、冗談だろ？ からかうのはよしてくれよ。」
結局、渡す。
ノワール
「ありがとう！ ボク、きっと、このうるわしキノコを
上手に育てて増やしてみせるよ。」
みつばは、お礼にぶどうエキスを手に入れた！
クエスト０３７『うるわしキノコの世界』クリア！
クエストクリア数が２０個に達し、お助けウーマンの称号を手に入れた。
さて、クエストの中には、同じクエストを何度でも受けられるものも存在する。
１回目と報酬が同じものもあれば、違うものもある。
たいていのクエストでは１回目の方が報酬が豪華なのだが、例外も存在する。
このクエストがそうなのだ。
一度井戸を出てから話すと、ノワールは、再びうるわしキノコを求めてきた。
ノワール
「自分で増やすから、３つあれば十分さ。お願いできるかい？」
結局、自分で増やせなかったらしい。
断っても同じセリフなので、受ける。
すると、今度はまじゅうのツノをくれた！
まじゅうのツノは、フィールドでは湧かず、モンスターから手に入れる素材。
しかし、防具が無いため、まじゅうのツノを持っているような攻撃力の高いモンスターと戦うには
相性が悪く、戦わずに手に入れられる場所があるならそれにこしたことはないのだ。
結局、まじゅうのツノ１０個を手に入れ、みつばたちは島を後にした。
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