第188話・



みつばたちは、エルギオスの玉座の前へ。

みつば 職業:魔法戦士  LV:30 HP:263 MP: 76 攻撃:179 守備:262 素早さ: 59
みく  職業:パラディン LV:30 HP:223 MP: 59 攻撃:130 守備:222 素早さ: 85
ふたば 職業:武闘家   LV:45 HP:316 MP: 18 攻撃:349 守備:276 素早さ:247
ひとは 職業:魔法使い  LV:43 HP:257 MP:195 攻撃: 54 守備:174 素早さ:202

目の前でふしぎなおどりやちょうはつをかますも、反応がない。
こいつ、意外と大物なのか……?

寂しいので、話しかける。



エルギオス
「……罪。存在そのものが……罪なのだ。
 人間だけではない。神の創りしこの世界は、ありとあらゆる罪にまみれている。
 すべての罪に裁きを下さんとするならば、もはや、世界を滅ぼす他ない。
 ……翼無き天使よ。お前は我が目的を阻むため、ここまで来たのか?」
みつば
「はい」

みつばだって、たまには真面目に答えるのだ。

エルギオス
「……愚かなことだ。
 だが、天使の理に縛られている以上、お前は我が敵にはなりえぬ。
 身の程を知るがいい!」



☆VS 堕天使エルギオス

敵は堕天使エルギオス。
凍てつく波動も使えるので、強敵だ。
なお、彼の翼には、わずかに天使の白い羽根が残っている。

1ターン目。
ふたばは力をため、ふたばのテンションが5上がった!
堕天使エルギオスはふたばを攻撃し、40のダメージ。
さらに、堕天使エルギオスは激しい稲妻を呼び寄せ、全体に平均37のダメージ!
ひとははピオリムを唱え、全員の素早さが少し上がった!
みつばはライトフォースを使い、ふたばは光の力を身にまとった!
みくは堕天使エルギオスを見つめ、全てを見破った。

2ターン目。
さっきは、ピオリム無しのひとはより速く動いてきて、焦った……。
ふたばは力をため、ふたばのテンションが20上がった!
ひとははバイキルトを唱え、ふたばの攻撃力がかなり上がった!
堕天使エルギオスは不敵に笑っている!
さらに、堕天使エルギオスはみつばを攻撃するが、みつばは素早く身をかわした!
みくはスクルトを唱え、全員の守備力が少し上がった!
みつばはふたばを応援し、ふたばのテンションが50上がった!

3ターン目。
ふたばは爆裂拳を放ち、4発で2612のダメージを与えた!!!
しかし、堕天使エルギオスは倒れない!
ひとははMPパサーを使い、みくにMPを15譲り渡す。
堕天使エルギオス稲妻を呼び寄せ、全体にダメージ!
堕天使エルギオスは不敵に笑っている!
みくはホイミで自分のHPを回復。
みつばはふたばを応援し、ふたばのテンションが5上がった!

4ターン目。
ひとはの魔法だけで削りきれるほどではないが、敵のHPは残り少ない。
不敵に笑っている余裕なんてなかったのだ。
ひとははMPパサーでみくにMPを分け与え、みくのMPを全快。
ふたばは爆裂拳を放ち、1発で245のダメージ!!
堕天使エルギオスを倒した!



エルギオス
「……な、なぜだ!? なぜ、天使であるお前が、この私と戦うことができる!?
 ……そうか。貴様、天使の力を捨てて、人間に成り果てたな!
 ……くっくっくっく。愉快。実に愉快だ。
 人間への憎悪によって堕天使となった私の前に立ちはだかるのが、
 天使を捨て、人間となった者だとはな。」



ここで、わずかに残っていたエルギオスの白い羽根が全て抜け落ち、
完全にコウモリの羽のようになってしまった!



エルギオス
「ならば、私も天使の姿を捨て、完全なる破壊の化身と化そうではないか。」



エルギオスの体から黒い霧が噴き出し、さらに禍々しい姿へと変貌した!
そして、そのまま飛び立ってしまう。



エルギオス
「人に堕ちたる者よ。私の後を追ってくるがよい!」



みつばたちは、魔の宮殿を飛び出し、エルギオスの後を追う。

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