第１７６話・



みつばたちは、変身して襲ってきた暗黒皇帝ガナサダイを倒した！



暗黒皇帝ガナサダイ
「ぐぬををぉぉーーー。」



暗黒皇帝ガナサダイは、地面に崩れ落ち、動かなくなった。



イザヤール
「強くなったな、みつば。……くっ。
　捕らえられた天使たちを救うため、ガナサダイに従うふるをしてきたが、力及ばずこのザマだ。
　だが、私は自分の行いが間違っていたとは思わない。思わないが……
　ただ、お前を欺き、傷つけてしまったことだけが心残りだった。
　だが、お前は私の想像などはるかに超えて強くなっていたのだな……。
　みつば、お前になら……」



そこで、ガナサダイが突然起き上がる！



ガナサダイ
「ゴォォォ……。
　このガナサダイがぁ、魔帝国ガナンがぁ、敗れるなどあってはならぬぅ！！」



ガナサダイは背後からみつばを攻撃したが、イザヤールがかばいつつ斬りつける。



ガナサダイ
「お…のれ……のれ……れ……。」



ガナサダイは今度こそ消えた。しかし、イザヤールが……



イザヤール
「無事か……みつば？」



おかげさまで、けがない。



イザヤール
「そうか、よ……かった。
　どう……やら、私は、こ……こまでの……ようだ……。
　後のことは、た……のむ。
　天使たちを……そして、あの方を、我が師匠を、救い…だし……。」



天さん！！！



イザヤールは、光の中に消え去った。
すると、サンディが出てきた。



サンディ
「……みつば。そんな暗いカオしないでヨ！　あんたはよくやったって。
　ほら。ついに、悪いヤツらのボスを倒したんじゃん！
　みんなきっとホメてくれるヨ？
　…………………………。
　……そうだ！　まだ捕まってる天使がいるんでしょ？
　そいつら助けてやらないと。」



サンディは、みつばの頭をポカポカ殴る。



サンディ
「きっと、まだこの城のどこかに捕らわれてるんじゃないの？
　さあ、早く探しにいこーよ！」



ここで、戦歴画面を開くと……。



サンディ
「そんなにレベル低いのに、よくここまで戦いに勝ってきたわね。
　みつばを見くびってたカナ？」



さて、暗黒皇帝が倒された影響か、かたく閉ざされていた扉が開いた！
回復ゾーンで全快し、ひとはのトラマナでバリアを無効化。
扉の向こうへと踏み出した！

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