外伝最終話・最後


綾香たちは、ついに闇の衣をまとったゾーマを倒した!
途中で綾香が死んだが、今回は短期決戦を重視した結果であり、
回復を優先していればそもそも死んだりしない。
敵の打撃攻撃は強烈だったが、ゾーマそのものは案外弱かった。

勇者の盾があった洞窟を出た後、キメラの翼でアレフガルドを巡る。
リムルダールで町の人に話を聞いたところ……。

町の人
「ありがとうございました!
 あなた様こそまことの勇者です!」

「わたしこそ しんの ゆうしゃだ!」

……それ以前に、勇者いないんですけど。

マイラに飛んで、商人に話を聞くと……。

商人
「ところで、あなたが持っているその剣を
 ひとつ、私に譲ってくれませんか?」
綾香
「はい?」
商人
「わはは、冗談ですよ。
 魔王を倒したというその剣、確かに欲しいが、
 私などが扱える物でもありますまい。」

……魔王を倒すのに剣なんて使ってませんが?

そして、ラダトームの町へ。

町の人
「おや? 勇者様がいらっしゃらないようですが……?」
綾香
「はい」
町の人
「なんと! 勇者様抜きで大魔王を
 倒されたのですかっ? それはすごい!」

……このレベルの武道家の中では、
魔法を使えない勇者は足手まといになります。


町娘
「で、勇者様は? ううん、オルテガ様はどこ?」
綾香
「はい」
町娘
「はい……って、あなたはオルテガ様じゃないでしょ!
 あーん、オルテガ様はどこ〜?」

……オルテガは思わぬところでモテていた。

そして、牢屋にいるカンダタにも報告に行く。
そのままの姿ではつまらないので、スライムに変身して話しかける。

カンダタ
「げげっ、魔物が! た、たすけてくれっ!」

……シャンパーニの塔とかをアジトにしていた人間が、
スライムごときに慌てるなよ……。


ラダトームの城に入り、「光あれ」の老人に話しかける。

老人
「そなたらの力と技を後の世のために伝えよ」

……じゃあ、力は一号、技は二号あたりに伝えておきます。

さて、城の兵士の中には、魔王を倒した武器を見たがっている者がいた。
先頭の者が装備していた武器を自動的に見せるようで、
兵士はドラゴンクロウで魔王を倒したことに驚いている様子だ。
ここで、綾香の装備を外して話しかけてみると……。

兵士
「なんと、いかずちの杖ですか。
 王者の剣でなくても大魔王が倒せるとは……。」

……倒せない倒せない。
なるほど。装備を外すと一番上の武器を見せるわけか。

そして、 変化の杖で魔物に変化して 王様の前へ。
ルイーダの店で別れた佐祐理はアレフガルドにいないから、
上の世界との道が閉じられた今、勇者ロトになることもないはず。

こちらが魔物の姿をしているにもかかわらず、
王様は普通に話を進める。

王様
「……して、佐祐理は今、どこに?
 彼にはぜひ受け取ってもらいたいものがあるのじゃが……」

……「彼」って……一応女性なんですけどー。


「おまちなさい……。佐祐理はここにいますよ……。」

声の主(おそらくは、精霊ルビス)の力により、
佐祐理は王様の前にワープしてきた。

……ルビスは上の世界との道が閉じた後でも、
人間を行き来させることができるのか……。
しかも、上の世界にいた佐祐理を、本人の意思に関係なく
強制的に下の世界にワープさせるとは。

きっと、ルビスに性格が設定されているとすると、
「みがって」とか「じこちゅう」とか、その辺りの性格なのだろう。


さて、佐祐理は4人の仲間に囲まれるが、
4人とも魔物の姿なので襲われているようにしか見えない。

そして、王様の話は進み、
佐祐理は王様に勇者ロトの称号を与えられた。
エンディングで4人は町の人たちと戯れているが、
魔物の姿なので襲いかかっているようにしか見えない。

なお、佐祐理が装備していた武器・防具は、
ここでもやはりロトのアイテムとして語り継がれる様子。

……こんなことなら、あぶない水着を装備させておくんだった。
ロトの子孫は男だから、ロトの鎧があぶない水着なら
それはもう物凄い伝説になっただろうに……。





ともあれ、魔法を使わず、バラモスを倒し、ゾーマを倒し、
神竜を35ターン以内、25ターン以内、15ターン以内で倒し、
光の玉を使わずにゾーマを倒すことができた。
有効に転職したお陰で、結局、種を使うこともなかった。



これで、新ドラクエ3プレイ日記外伝はどう見ても終了です。
本当にありがとうございました。

特に、メールで「更新遅いぞゴルァ」って叱咤激励してくださった皆さん。
皆さんの激励なくしては、このプレイ日記は完成しなかったかもしれません。
本当にありがとうございます。

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