外伝第１２話・はぐれメタル純情派


佐祐理たちは２９ターンの激闘の末、ようやく神竜を倒した。

神竜
「ほほう。なかなかやるな。
　さすがここまで来れた人間だけのことはあるようだ。
　しかし、この私を倒すのに２９ターンかかってしまった。
　惜しいがこれではまだ私を倒したことにはならぬ。」

……「この私を倒すのに」「私を倒したことにはならぬ」
ひょっとして、前後で矛盾してませんか？

神竜
「佐祐理よ。今しばらく修行することだ。
　そして、出直してくることだな。さらばだ！」

……さっきは２４ターンで倒せたのに……。（泣）
防具が大幅に強化されたので回復の手間はかなり少なくできていたのだが……。
なお、この戦いでわかった点は主な点は２つ。

１、にらみつけを多用されるときつい。
１００％眠るので、まだ行動していなければそのターンの行動がムダ。
眠らされたターン中に自力で起きなければ次のターンは行動できず。
叩き起こそうとすれば、１ターンで成功したとして
起こそうとした者のそのターンの行動が費やされる。
つまり、１回眠らされるごとにおよそ１〜３回分の行動がムダになる。
○○ターン以内に倒すという制限がある以上、
これだけでもかなりの影響を受ける。

２、武道家の会心の一撃が出なければ、弱い。
前回の戦いでは会心の一撃はそこそこ出たが、
今回の戦いでは会心の一撃がほとんど出なかった。
回復が楽になっているので神竜を攻撃した回数は前回よりも
大幅に増えているのだが、会心の一撃が出なければダメージは少ない。
これは、神竜の守備力が高く、普通の攻撃ではダメージが
あまり大きくならないのが原因だ。

対策としては、にらみつけは運しだいなので防ぎようがないが、
会心の一撃の確率はレベルが上がるほど高くなる（らしい）。
ならば、レベルを上げるしかない。

神竜によって竜の女王の城に戻された一行は、
レベルを上げるべく、再びルビスの塔へ。

かおりの会心の一撃ではぐれメタルを倒し、
佐祐理はレベル６３に上がった。
ダースリカントたちを倒し、綾香とかおりはレベル５１に上がった。
メイジキメラたちを倒し、みちるはレベル６６に上がった。
かおり、佐祐理、綾香の会心の一撃ではぐれメタルを３匹倒し、
佐祐理はレベル６４に上がった。
ラゴンヌとの戦いで、みちるは嘆きの盾を盗んでいた。
サラマンダーを倒し、みちるはレベル６７に上がった。
メイジキメラとの戦いで、みちるは不思議な帽子を盗んでいた。
ごくらくちょうの落とした宝箱から、すごろくけんを手に入れた。
メイジキメラとの戦いで、みちるは不思議な帽子を盗んでいた。
混乱したメイジキメラの攻撃ではぐれメタルを倒し、
綾香とかおりはレベル５２に上がった。
刃の鎧のカウンターではぐれメタルを倒し、
佐祐理はレベル６５に上がった。
ドラゴンとの戦いで、みちるはスタミナの種を盗んでいた！
佐祐理と綾香の会心の一撃ではぐれメタル２匹を倒し、
みちるはレベル６８に上がった。
ダースリカントとの戦いで、みちるは素早さの種を盗んでいた！
みちるのアサシンダガーと綾香の会心の一撃ではぐれメタル２匹を倒し、
佐祐理はレベル６６に上がった。
かおりの会心の一撃ではぐれメタルを倒し、
綾香とかおりはレベル５３に上がった。
……ここにきて、みちると佐祐理だけでなく、綾香とかおりまで
能力の成長が止まり始めている……。もっとも、この２人は
既に力と素早さが最高値なので、あとは細かい能力アップだけだが……。
ダースリカントを倒し、みちるはレベル６９に上がった。
メイジキメラとの戦いで、みちるは不思議な帽子を盗んでいた。
混乱したメイジキメラの攻撃などではぐれメタルを倒し、
佐祐理はレベル６７に上がった。
ごくらくちょうが落とした宝箱から、すごろくけんを手に入れた。
サラマンダーを倒し、みちるはレベル７０に上がった。
……あれ？　もしかして武道家ってレベル上がるの相当遅い？
メイジキメラたちを倒し、綾香とかおりはレベル５４に上がった。
ダースリカントたちを倒し、佐祐理はレベル６８に上がった。
綾香とかおりの会心の一撃ではぐれメタル２匹を倒し、
みちるはレベル７０に上がった。
この戦いで、みちるは幸せの靴を盗んでいた！

プレイヤーが疲れたら戻ってセーブしたりしつつ、
レベル上げは続く……。

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