外伝第6話・天界の城ゼニス


一行はアリアハンにお金を預け、キメラの翼でゼニスの城へ。
さて、かつてクイズを出してきた吟遊詩人は、
全てのクイズを解いた後は小さなメダルの残り枚数を教えてくれる。
彼に話しかけてみると、セリフがいつもと変わっていた。

吟遊詩人
「頑張ってメダルを全部集めてみてはどうでしょう。
 と思いましたが、なんと!
 既に110枚全てを集めているじゃありませんか!
 もはや言葉もありません。
 何の用意もできませんが、せめて誉めさせてください。」

……言葉、あるじゃん。

吟遊詩人
「凄い! 立派! すばらしい!
 あなたこそ勇者の中の勇者!
 キングオブ勇者ですっ!!」

……あのー、勇者は女性なんですけどぉ。

一行はゼニスの城を出て、神竜の住む塔の頂上を目指す。
デーモンソードの落とした宝箱から、諸刃の剣を手に入れた。
そして、出現したバラモスエビル2匹を倒したりしつつ、
薬草を使うことなく神竜の元へと辿り着いた。
ちなみに、装備を整えた後の全員の主な能力は、以下の通り。

佐祐理(勇者)  レベル:60 HP:434 攻:316 守:319
綾香 (武道家) レベル:50 HP:493 攻:340 守:242
みちる(盗賊)  レベル:61 HP:362 攻:261 守:260
かおり(武道家) レベル:50 HP:468 攻:350 守:250

ちなみに、魔法を使っていないにもかかわらず、
佐祐理のMPは50、みちるのMPは68減少している。
マホトラを受けた覚えもないので、きっと、
レベルアップして最大値が増えた分がそのまま残っているのだろう。
HP回復は賢者の石で足りる上にMPは使わないので回復の必要がないため、
宿屋に泊まらないことからこういった現象が起こるのだ。

なお、綾香とみちるの順番を入れ替えた理由は、
1、綾香の素早さ上昇などに伴う守備力の増加
2、綾香は光のドレスを装備しているので耐性が多い
3、みちるはHPがやや低いので噛み砕きに狙われるときつい
4、綾香はHPが多いので、単体攻撃にもある程度耐えられる
といったものだ。

かおりに関しては元々武道家であり、光のドレスは1個しかないため、
耐性を持った防具がほとんど装備できない。
しかし、魔法への耐性くらいは付加しておくべきと判断し、
守備力を犠牲にして神秘のビキニから魔法のビキニに付け替えている。
……どう転んでもビキニかよ。
なお、それでも綾香との数値的な差がさほど大きくないのは、
武道家の最強装備である風神の盾を身に着けているからだ。
ちなみに、綾香の盾はおなべのフタ。

そして、復活の杖を耐性の多い佐祐理に持たせ、
仲間を起こすためのひのきの棒を佐祐理とみちるに持たせる。
さあ、準備は整った!
佐祐理は意を決して神竜に話しかける。

外伝第5話へ
外伝第7話へ

トップページへ