外伝第1話・私を天界につれてって


そして、新たなる伝説が始まる。
今回の伝説は、「魔法を使わずにしんりゅうを倒す」である。
大まかな制限は本編と同じ。
簡単に言うと、最初から最後まで魔法は一切使ってはならない。
魔法一切なしでゾーマさえ倒してしまった一行だが、
正直言って、賢者の石がなかった分むしろバラモスのが強かった。
しかし、しんりゅうは賢者の石を持っていてもなお強敵である。
はたして、一行はしんりゅうを倒すことができるのか!?

……それ以前に、そこまで辿り着けるのか?

佐祐理たちは、前回冒険の書に記録したアリアハンから再スタート。
時間的にはゾーマを倒す前になるが、
冒険の書にロトの称号がついているので、
隠しダンジョンヘ行くことができる。
一行はラーミアで竜の女王の城に飛び、
かつて小さなメダルを拾った地点あたりから隠しダンジョンヘと飛ぶ。

隠しダンジョンは、今まで出てきたダンジョンに似た構造のフロアが多かった。
最初のフロアはネクロゴンドの洞窟風。
守備力が高い上にスカラやラリホーまで唱えるキラークラブや、
異常にタフで攻撃力が高い上にバイキルトを使うダークトロルなど、
恐ろしく強い敵が出現するが、何とか倒しながら進んでいく。

次のフロアもネクロゴンドの洞窟風。
キラークラブのラリホーで佐祐理以外が全員眠らされてピンチに陥るも、
佐祐理が王者の剣を使い、バギクロスの効果で全員を撃破。
この戦いで、綾香とかおりがレベル32に上がった。
その後、 バイキルト後のダークトロルの通常攻撃により綾香が一撃で
250以上のダメージを受けたりしつつも
、1人の死者も出さず次のフロアへ。

次のフロアはジパングの洞窟風だった。
キラークラブのスクルトではぐれメタル並に硬くなったキングヒドラ を、
半泣きになりながら10分以上の激闘の末に倒す。
この戦いの後、久瀬が持っていた草薙の剣を佐祐理が持つことにした。
これまでは相手の守備力が上がっても王者の剣や稲妻の剣の効果で
押し切れたのだが、敵のHPが高すぎると難しいのだ。

キングヒドラと一緒に現れたはぐれメタルを倒し、
佐祐理はレベル43に上がった。
キラークラブと一緒に現れたはぐれメタルを倒し、
みちるはレベル43に上がった。
キングヒドラを倒し、綾香とかおりはレベル33に上がった。
キラークラブとの戦いで、みちるは大鋏を盗んでいた!
洞窟の宝箱からガイアの剣を見つけたが、いらない。
そして、次のフロアへ。

次のフロアはピラミッド風だった。
攻撃力が高い上に焼けつく息で麻痺させてくるデーモンソードが出現したが、
かおりが麻痺させられながらもなんとか勝利。
次のフロアに下りるが、教会があるだけで行き止まり。
いったんピラミッドのフロアに引き返してから再び先を目指す。
ザオリクなどの嫌な呪文を使うデビルウィザードが出現したが、
バイキルトなどを使われる前に倒してしまう。
宝箱から小さなメダルを手に入れ、次のフロアへ。

次のフロアはノアニールの洞窟風。
回復の泉があったが、HPは賢者の石で回復できるし
MPは使わないので無視して先に進む。

キングヒドラとの戦いで、みちるはドラゴンメイルを盗んでいた。
洞窟の宝箱から小さなメダルを回収。
洞窟の宝箱から嘆きの盾を発見したが、使い道はない。
どんどん出現するキラークラブを倒しつつ、次のフロアへ。

次のフロアはネクロゴンドの洞窟風。
地面から種を回収し、敵に遭遇しないまま次のフロアへ。

次のフロアはサマンオサの地下牢風。
壷の中から小さなメダルを手にいれ、次のフロアへ。

次のフロアは格闘技場風。
自分の対戦相手とおぼしきモンスターがいたが、横を素通りする。

モンスター
「おい! 戦わないまま行ってしまうのかっ! 卑怯だぞっ!」

敵は 「やらないか」 と言わんばかりに準備万端だったらしい。
仕方がないので戦うことにする。
戦ってみると、敵はここで初めて遭遇するバラモスエビルだった。

「うほっ、いいメラゾーマ!」

敵は凍える吹雪、メラゾーマ、イオナズンなどで大ダメージを与えてきたが、
賢者の石の回復が間に合わなくなりそうになりながらも辛勝。
次のフロアに進む。

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