第39話・マイ・スール


ルビスの塔を出た一行は、その足でマイラとリムルダールの間にある
沼地の洞窟を目指す。

沼地の洞窟では、マイラからリムルダールに向けて
連絡通路を掘り進める作業の最中だった。
もちろん、未だリムルダールには開通していない。
リムルダール側にいる2人の工夫の間を調べ、小さなメダルを入手。
一行は沼地の洞窟を後にし、キメラの翼でドムドーラへ。

佐祐理たちはドムドーラから徒歩でメルキドを目指す。
綾香とかおりは、その素早さもあって、
早くも戦力として計算できるようになっていた。
佐祐理の王者の剣でキメラたちを倒し、
綾香とかおりはレベル20に上がった。
佐祐理の稲妻の剣などでマドハンドを一掃し、
綾香とかおりはレベル21に上がった。

一行はメルキド南の沼地にあるほこらへ。
2階にある玉座に座っている妖精に話しかけると……。

妖精
「私はその昔ルビス様にお仕えしていた妖精です。
 そしてあの日5月5日、ルビス様にかわり
 佐祐理に呼びかけたのもこの私。
 あの時はずいぶんと失礼なことを言った
 かもしれません。許してくださいね。」

……お、お前だったのかっ!
代理なのに「私は全てを司る者」だなんて、
うそつきは泥棒の始まりだぞ!

それにしても、失礼だっていう自覚はあったんだ……。


ともあれ、佐祐理は妖精から雨雲の杖を受け取った!
これがあれば虹の雫が作れるが、それは後回しだ。
このフロアにある床の模様の上を調べ、小さなメダルを入手。
そして、花畑を入念に調べ、 銀のロザリオ を手に入れた。
……そういえば、このほこらには先ほどの妖精(女性)の他にも、
1階にも妖精(女性)がいた。そして、先ほど見つけたロザリオ。


わかった、彼女達は姉妹(スール)なんだ!

一行はほこらを後にし、再びメルキドを目指す。
数回の敵との遭遇を経て、メルキドへ。
この町の人々は、魔王を恐れ絶望のあまり働かなくなってしまっていた。
そんなことは気にせず、北西の建物の床を調べて小さなメダルを回収。
そして、ダメージで死にそうになりながらも、
バリアの向こう側にいる、情報を持っていそうな老人のところへ。
彼の話によると、太陽の石と雨雲の杖と聖なる守りを持って聖なるほこら
に行けば、ゾーマのいる島に渡れるという。

……そのくらい知ってるってば。

無駄な薬草を消費してしまった。
気を取り直し、この町にある建物の2階で研究者風の男に話を聞く。

研究者
「わしは魔法の力で動く人形の研究をしている。
 巨大な人形を作ってこの町を守らせようと思っておるのじゃ。
 そうじゃ! そいつの名前はゴーレムにしようぞ!
 うむ、強そうでよい名前じゃ!」

試しに妖精の笛を吹いてみた。
しかし、ここでは何も起こらなかった。

……やっぱりダメか。眠ったら面白かったんだけどなぁ。

一行はキメラの翼を使い、メルキドを後にした。

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