第16話・鏡と共に去りぬ


サマンオサへやってきた佐祐理たちは、
すごろく場で手に入れた不要物を売って資金を作り、
ゾンビキラーを2本購入。
いまだに大鋏を装備していた戦士2人の攻撃力が一気に上がった。
一行はキメラの翼でポルトガへ飛び、船で南下してテドンを目指す。
そして、程なく夜のテドンに到着。
最後の鍵の扉を開け、囚人からグリーンオーブを譲り受けた!
ついでに安い宿に泊まってから、キメラの翼でランシールへ。

ランシールで最後の鍵の扉を開け、神殿に入る。
ここで、地球のへそに挑戦するメンバーを選出することになるのだが、
ここはレベル19の盗賊・みちるを選ぶ。
全体攻撃ができるうえにHPが147と、 制限により全員
魔法が使えない以上は
、未だにHP100の勇者よりも役に立つのだ。
佐祐理のいかずちの杖をみちるに渡し、一人で神殿の先へ。
なお、途中で神殿の分岐を右に行き、宝箱から小さなメダルを入手しておいた。

地球のへそには多くの種類のモンスターが出現した。
しかし、大半は1人でも勝てる程度の強さだ。
最初のフロアで、宝箱から小さなメダルを回収。
さらに進み、宝箱から大地の鎧を手に入れた。
マージマタンゴの落とした宝箱から、キメラの翼を手に入れた。
そして、最深部に到達し、宝箱からブルーオーブを手に入れた!
隣にあった宝箱からも小さなメダルを入手。
歩いて外に出ることに。
途中、さまようよろいたちを倒し、みちるはレベル20に上がった。
そして、地球のへそを出、仲間たちと合流した。
預っていたいかずちの杖を佐祐理に渡し、
大地の鎧は守備力のバランスも考えて綾香が装備する。
そして、キメラの翼でアリアハンへ。
メダルを60枚集めた褒美として正義のそろばんをもらう。
預かり所で所持金を預けた一行は、佐祐理の家で一泊してから、
キメラの翼でサマンオサに飛んだ。

ひとまず、この辺でラーの鏡を手に入れておくことにしよう。
ちょうどいい修行にもなるし……。
佐祐理たちはサマンオサの城から、サマンオサ南の洞窟を目指す。
途中、じごくのよろいたちを倒し、佐祐理はレベル16に上がった。
この戦いで、みちるは鉄の鎧を盗んでいた。
そして、洞窟に突入。
ヒャダルコを唱えるシャドーなどの強力な敵を倒しつつ進む。
途中、シャドーを倒し、綾香とかおりはレベル18に上がった。
地下2階で点々と落ちている宝箱を開け、小さなメダルを手に入れた。
(この洞窟のミミックの位置は全て記憶している。)
ガメゴンの落とした宝箱から、鉄兜を手に入れた。
甘い息で戦士達を眠らせたガメゴンたちを苦戦の末倒し、
佐祐理はレベル17に上がった。
佐祐理はラリホーを覚えた。
その後、洞窟の宝箱から小さなメダルを手に入れた。
がいこつけんしたちを倒し、みちるはレベル21に上がった。
みちるはレミラーマを覚えた。
その後、宝箱からぬいぐるみを入手し、さらに進む。
ルカナン+打撃で大ダメージを与えてきたがいこつけんしを倒し、
綾香とみちるはレベル19に上がった。
シャドーを倒し、佐祐理はレベル18に上がった。
佐祐理はマホトーンを覚えた。
そして、地下2階の落とし穴から落ち、地下3階の小島へ。
宝箱を開け、ラーの鏡を手に入れた。あとは帰るだけだ。
その後もキラーアーマー+ベホマスライムなどに苦戦しつつも、
何とか脱出。 なお、洞窟に入るときに50個あった薬草は、
残り21個まで減っていた……。

ちなみに、マホトラを連発するゾンビマスターは、
怖くもなんともなかった。こっちは魔法使わないし。


歩いてサマンオサに帰還し、洞窟で手に入れた命の石などを売って
費用を捻出。佐祐理にもボス戦用のゾンビキラーを買う。
佐祐理たちは宿に一泊した後で闇のランプを使い、
王様の正体を暴くべく、夜の王城に忍び込んだ。

ちなみに現在のレベルは、前にいる者から順に、
みちる(盗賊)21、綾香(戦士)19、
かおり(戦士)19、佐祐理(勇者)18、である。
正直言ってかなり低いが、ここはあえて挑戦するしかない。
会心の一撃が出たら勝てるかもしれないし。

眠っている王様にラーの鏡を使うと、
鏡には眠っている怪物の姿が映し出されていた。

雷電
「ぬうっ、あれは!!」
桃太郎
「知っているのか雷電!?」




〜暮簾刀浪流(ぼすとうろうる)〜

戦国時代の中国において、接近戦では一般に槍などの
刃物の付いた殺傷能力の高い武器が使われていた。
しかし、最前線で刃物を使うことから双方の被害は甚大で、
たとえその戦に勝ったとしても兵力の消耗は激しかった。
将軍たちが前線での敵軍の槍に対する防衛策に苦心するなか、
暮簾楼望(ぼすろうぼう)将軍は私財を投げ打ち、
敵の槍をものともしない鋼鉄の全身鎧を数名の精鋭に買い与えた。
彼らは暮簾刀(ぼすとう)と呼ばれる巨大な棍棒状の武器を使い、
敵の兵士の槍を次々に折って、味方の犠牲を最小限に留めることに成功した。
やがて暮簾刀は武勇の象徴とされ、暮簾刀を持つ者たちは
戦場の兵士から暮簾刀浪流(ぼすとうろうる)とあがめられたという。
転じて、体格に優れた熟練の棍棒使いを指して暮簾刀浪流と呼ぶことも多い。
なお、イギリスでは指導的地位の者が使う道具を指して
"Bosstool"(ボストゥール:『上司の道具』の意)と呼ぶことがあるが、
この暮簾刀浪流(ぼすとうろうる)が起源であるという説が有力である。

民明書房刊『刀持ってて良かったな』より





ともあれ、正体を見破られたことに気付いた怪物は、襲い掛かってきた!

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