第14話・地下牢 怒りの脱出


ロマリアを後にした佐祐理たちは、
ポルトガに行くときに通ったほこらへ。
ほこらで最後の鍵の扉を開け、
旅の扉の左上の方に落ちていた小さなメダルを入手。
旅の扉を抜けた先でも、タイルの上を調べて小さなメダルを入手。
その後、3つある旅の扉のうち、中央の扉をくぐる。
2つある旅の扉の中間付近を調べ、小さなメダルを入手。
そして、更に旅の扉を抜け、サマンオサへと足を踏み入れた。

ちなみに、現在の全員のレベルは前にいる者から、
みちる(盗賊)17、綾香(戦士)16、
かおり(戦士)16、佐祐理(勇者)14である。
武器防具が強いのかというと、そうでもない。
サマンオサで強い武器防具を買うことを見越して、
船を手に入れて以来武器防具を全く買ってないのだ。

これに、魔法使用禁止という制限を付け加えると、
サマンオサに入るのはまさに自殺行為である。

佐祐理たちは、はたして生き残ることができるのか!?

最初の遭遇はガメゴン×1、ゾンビマスター×1。
ゾンビマスターがくさったしたいを呼ぶが、その間にゾンビマスターを撃破。
しかし、ガメゴンにはなぜかいかずちの杖が効かず、
苦戦を強いられる。結局、戦士たちがちまちまとダメージを与え、
ボロボロになりながらも何とか勝利。蛇足だが、くさったしたいは弱かった。
……炎系の魔法が効かない固い敵が出たら大変なことになると、
いまさらながら悟ることになった……。


次の遭遇は、まほうおばば、コング、キラーアーマー、キラーアーマー。
1人くらい犠牲者が出ることを覚悟したが、
魔物の群れはまだこちらに気付いていない!
ここはあえて戦うことにした。 せっかくだから。
1ターン目でまほうおばばを撃破。
2ターン目でコングを倒すも、キラーアーマーのルカナンを受ける。
3ターン目はまたルカナンを唱えられた上で
かおりがキラーアーマーの通常攻撃でかなりのダメージを受けるも、
戦士たちがちまちま与えたダメージでキラーアーマーAを倒す。
4ターン目の集中攻撃でもキラーアーマーは倒れず、
かおりがまたしても手痛い打撃を受ける。
5ターン目も集中攻撃し、キラーアーマーBを倒した、
この戦いで、佐祐理はレベル15に上がった。
佐祐理はリレミトを覚えた。……まだ覚えてなかったんだ。
……それにしても、ザコ敵相手にここまで苦戦するとは……。

その後は運良く敵と遭遇することなく、サマンオサへ到着。
街では葬儀が行われていた。
話を聞くと、王様の悪口を言っただけで死刑になったらしい。
そんな些細なことで死刑になるとは。
今はやり(ちょっと違うけど)の 「宿題しないと切腹よ」 みたいなものだろうか。
……それもちょっと違うような気がする。
気を取り直して城下町と城の中を探索し、
墓地、城壁の左側、台所の樽の中から1つずつ小さなメダルを入手。
ついでに、王様の寝室に忍び込み、
タンスの中から棍棒を手に入れた。
棍棒……。
怪しい王様を小一時間問い詰めようと 話し掛けると、
城の兵士達によって問答無用で捕らわれてしまう。
地下牢に入れられたが、すかさず最後の鍵を使って脱出。
別の牢の壷から小さなメダルもついでに回収し、牢の抜け道へ。
抜け道は別の牢へとつながっていた。
佐祐理たちはそこに本物の王様が捕らわれているのを発見。
王様の話によると、今の王様は変化の杖で化けている偽者らしい。
牢で得た情報によると、真実の姿を映し出すラーの鏡があれば、
王様の正体を暴けるらしいのだが……。

一行はひとまず牢を出て、武器屋で装備を整える。
不要なアイテムを売り払うなどして、
魔法の鎧3個、ドラゴンシールド4個、鉄仮面2個を購入した。
これで、パーティーの守備力は大幅にアップ。
……海に乗り出して以来、装備をケチっていて正解だったかもしれない。
サマンオサに来た目的をひとまず果たし、
佐祐理たちはキメラの翼でアリアハンへと飛んだ。

まずはメダルを50枚集めた褒美として、忍びの服をもらった。
みちるに装備させ、みちるの守備力が大幅にアップ!
一行は佐祐理の家で一泊した後、船で南東を目指した。

そして、程なくルザミに到着。
花壇の中心にあるくぼみを調べ、小さなメダルを入手。
それ以外には細かい情報を除いてたいした収穫はなし。
佐祐理たちはルザミを後にした。

第13話へ
第15話へ

トップページへ