第13話・ユー・ガット・キャッスル


ムオルに到着した佐祐理たちだったが、
この村では佐祐理はポカパマズなる人物によく見間違えられた。
話を聞いてみるとどうやらポカパマズというのは
佐祐理の父親であるオルテガらしいのだが、
そんなに似ているのだろうか?

さて、この村にはポカパマズが忘れていったという兜があった。

そんな大事な物を忘れるオルテガって一体……。

そして、オルテガが滞在していたと思われる宿には、
ノアニールの村と同じように、皮の腰巻きが……。
これで、皮の腰巻きはオルテガの私物だというセンが濃くなったが、
佐祐理とそっくりな顔で皮の腰巻きを装備しているのだろうか?
……どうやら、あまり気にしてはいけない話題のようだ。

ポカパマズと仲がよかったというポポタのいる建物で
小さなメダルを回収。
そして、ポポタからオルテガのかぶとを貰い受け、
佐祐理が装備。佐祐理の守備力が大幅に上がった。

……兜もいいけど水鉄砲よこせっ! ていうか、この兜何気にセンスが悪いような……。

一行はムオルから船で北上して不審な浅瀬に到着。
エジンベアで手に入れた渇きの壷で浅瀬を干上がらせると、
ほこらが出現した。中に入り、宝箱から最後の鍵を手に入れた!
ついでに床のタイルを調べて小さなメダルを回収し、
ほこらを出て再び南下する。

途中、しびれくらげの群れを佐祐理のいかずちの杖で倒し、
みちるはレベル17に上がった。

程なくムオルに到着。
ムオルで最後の鍵の扉を開け、小さなメダルを回収。
キメラの翼でアリアハンに飛び、地下牢の鍵を開けて、
世話になった盗賊の鍵の製作者であるバコタに話し掛ける。

バコタ
「くそっ、このバコタ様がこのまま牢の中で終わると思うなよ。
 でも、お前さんのほどこしは受けないぜ、
 きっと自力で脱走してやる!」

なんとなくかっこいいなあと思いつつも、
バコタの牢の中にあった壷から500Gを発見。
「ひょっとしてバコタの貯めた逃走資金では?」
などと思いつつもちゃっかり頂戴する。


佐祐理たちは城を出て、キメラの翼でロマリアへ飛ぶ。
地下牢で最後の鍵の扉を開け、アサシンダガーと風神の盾を入手。
後々のことも考えて、風神の盾は
装備できる盾が少ない盗賊のみちるに装備させておく。
ついでに塔の上にある牢屋の中も調べ、小さなメダルを手に入れた。
せっかくなので、この機会に王様に金の冠を返しておくことにする。
すると、王様は佐祐理に対し、
自分の代わりに王様になってみないかと提案した。

王様
「そなたがはいと答えるだけですぐにでも王位を譲ろうぞ、どうじゃ?」
佐祐理
「あははーっ、いいですよ。」

こうして、拍子抜けするほどあっさりと話は進み、
ロマリア史上初の女王が誕生した。
女王となった佐祐理は町を探検し、
草むしりを真面目にやらない男を改心させたり、
宿屋にとまって宿屋の主人を感激させたり……。
が、女王様は町を出ることができないので、いまいち面白くない。
格闘技場で まじかる☆さゆりん杯 を開催しようにも、
女王様はギャンブル禁止の様子。
やはり、このままではつまらない。
格闘技場で元王様を見つけ、彼に王様に戻ってもらうことにした。
旅立つ間際、大臣に話を聞いてみると……。

大臣
「ここだけの話だが、実は私も5回ほど王様にされたことがあるのだ。
 そなたもまた王様をやりたくなったら、
 いつでもこの城に立ち寄ってくれよ。」

……なんて国だ。

複雑な思いを抱きつつ、一行はロマリアを後にした。
なお、佐祐理が女王様時代に泊まったホテルには、
こんな張り紙があったことを追記しておく。

「ロマリア王族御用達の宿
 ホテル・ロマリア城へようこそ!」

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