外伝最終話・極めつけ!の倒し方

☆VSエスターク

ここまでで30ものターンが経過。
死闘はまだ続く……。

31ターン目、
スラぼうは攻撃。アキーラは戦いのドラム。
スラリンは瞑想。
エスタークはメラゾーマでスラリンに大ダメージ!
さらに、イオナズンで全体にダメージ。
32ターン目、
スラリン以外は微妙なHPだが、大事をとって3匹とも瞑想。
エスタークは灼熱の炎とイオナズンで全体に大ダメージ!
33ターン目、
たまらず3匹とも瞑想。
エスタークは灼熱の炎と輝く息で全体に甚大なダメージ!
34ターン目、
3ターン連続となる、3匹の瞑想。
確実に押されている。
エスタークは輝く息で全体に大ダメージ!
さらに、凍てつく波動を放った!
35ターン目、
アキーラは戦いのドラム。
スラリンとスラぼうは攻撃。
エスタークは凍てつく波動を放った!
さらに、打撃攻撃でスラぼうに大ダメージ!
36ターン目、
アキーラは戦いのドラム。スラリンは攻撃。
スラぼうは瞑想。
エスタークはイオナズンで全体を攻撃。
さらに、メラゾーマでスラリンに大ダメージ!
37ターン目、
スラぼうは攻撃。
スラリンとアキーラは瞑想。
エスタークは凍てつく波動を放った!
さらに、灼熱の炎で全体に大ダメージ!
38ターン目、
ここは大事をとって3匹とも瞑想。
エスタークの凍てつく波動は不発。
しかし、続く灼熱の炎で全員が大ダメージを受ける!
39ターン目、
炎の威力が先程より強かったので、たまらず全員瞑想。
エスタークはメラゾーマでスラリンに大ダメージ!
さらに、打撃攻撃でアキーラに大ダメージ!
40ターン目、
スラぼうとスラリンは攻撃。
アキーラは戦いのドラム。
エスタークはすぐさま凍てつく波動を放った!
さらに、打撃攻撃でスラぼうに大ダメージ!
41ターン目、
大事をとって全員瞑想。
スラリンは軽傷だが、バイキルトもないのでここで回復しておく作戦だ。
エスタークはメラゾーマでアキーラに大ダメージ!
凍てつく波動は不発に終わった。
42ターン目、
アキーラは戦いのドラム。
スラぼうとスラリンは攻撃。
エスタークは凍てつく波動を放った!
さらに、メラゾーマでアキーラに大ダメージ!
43ターン目、
ダメージが多いのはアキーラだけだが、
バイキルトもかかってないのでここで3匹とも瞑想しておく。
エスタークは灼熱の炎で全体に大ダメージ!
さらに、メラゾーマでスラぼうに大ダメージ!
44ターン目、
たまらず3匹とも瞑想。
エスタークは凍てつく波動を放つが、不発。
エスタークはさらにイオナズンを唱え、全体にダメージ。
45ターン目、
ダメージの少ないこのターンがチャンスだ!
アキーラは戦いのドラム。
スラぼうとスラリンは攻撃。
エスタークをやっつけた!








よっしゃぁぁぁっ!

3匹はエスタークの落とした宝箱から小さなメダルを入手!
このメダルは記念に取っておくことにしよう。

エスターク「グゴゴゴゴ……。なんということだ……。
      この私がたった45ターンでやられてしまうとは……。」

ターン数なんかより、フバーハも全体回復も使えない奴に
負けたことを気にするべきだと思うんだけど……。

しかも、相手はスライムだし。


エスターク「しかし、この次はそうはいかぬぞ……。
      グゴゴゴゴゴゴゴ……。」

モウコネーヨ!
次やったら多分勝てないし……。

エスタークとの戦いは、ピンチの連続だった。
厳密に数える余裕もなかったが、私の記憶が確かなら……
スライムの最大HPは420前後。
灼熱の炎のダメージは全体に150オーバー。
輝く息のダメージは全体に120オーバー。
イオナズンのダメージは全体に80オーバー。
メラゾーマのダメージは単体に110オーバー。
打撃攻撃のダメージは単体に130オーバー。
……このくらいだったかな?(うろ覚えだけど……。)
凍てつく波動は直接のダメージはないが、
ドラムスがダメージを受けているターンに食らうと非常にきつい。
(次のターンにドラムを使う余裕がないので、攻められない!)
全体攻撃を多用してくる相手なのはわかっているし、
こちらには全体回復の賢者の石があるので、
全体を薄く削られるイオナズン(息より遥かにマシ!)よりも、
単体を深くえぐられる打撃攻撃やメラゾーマの方が実質的には痛い。
したがって、エスタークの最弱の攻撃はイオナズン。
……やってられない。

まずはこちらの行動について。
補助呪文は、スライム3匹なのでフバーハはそもそも使えず、
凍てつく波動がバンバン飛んでくるうえに、
打撃より息攻撃のが頻度も多いし怖いのでスクルトは論外。
実質、バイキルトが味方全員にかかる戦いのドラム以外は使えない。
ドラム使い(今思えば、一番レベルが高いスライムにすべきだった
HPが高いし、素早いから)を決め、そいつに星降る腕輪を持たせる。
素早さが全員最大でない限りは、ドラムを使う順番が多少だが早くなる。
なお、スライムは素早いので、エスタークより確実に先攻できる。
……間違いない! しかし、ドラムを使うスライムの順番が遅いと、
そのターンはダメージが上がらずもったいない。 ……気をつけろ!
冗談はさておき、ダメージが倍くらい違うので、攻撃は基本的に
ドラムを使ってから(あるいは、ドラムと同時)にすべきだろう。
もちろん、凍てつく波動は覚悟の上!

次に、敵の攻撃について。
エスタークは必ず2回攻撃で、上記の行動のうち2つを
ランダムに組み合わせて攻撃してくるようだ。
40ターン以上の間戦ったが、1ターンに同じ種類の攻撃を2回
出してきたのは、打撃攻撃を2回使ったその1回のみ。
したがって、一番大きいダメージが飛んでくるのは、
灼熱の炎+輝く息の組み合わせということになる。
なにぶん数値が大きいので幅はあるだろうけど、
自分が受けたダメージは270〜300程度だったように思う。
つまり、HPが310〜320以上もあれば、そのターンはまず死なない。
(打撃攻撃を集中される可能性もあるが、まず起こらないし、
 起こっても300ダメージを超えることはそうないはず。)
しかし、その300より上のラインを保つのがかなり難しい。
最大HPの420に(一番被害の少ない)イオナズン1発で残り340。
そこに凍てつく波動がくればHPは340だが、
それ以外の攻撃がくれば、誰か1人は安全ラインを下回ってしまう。
よって、ここは絶対安全なラインを諦め、
それよりきわどいラインを設定するしかない。
ちなみに、自分の設定したラインは280だった。
灼熱の炎+輝く息なら命が危ないが、その最悪の組み合わせの頻度はさほど高くない。
灼熱+打撃、灼熱+メラゾーマならボーダーライン。
運が悪くなければ生き残れる。

あとは、微妙な戦術。
微妙とはいいつつも、これが一番大事だと思う。
◇作戦1.バイキルト係(ドラムス)のHPを最優先。
ザオリクが使えない以上、ドラムスが死ぬ時は全滅するとき。
敵のHPが残り少ない時に仲間が倒れても、
ドラムスさえ生きていれば希望はほんのわずかだが、残る。
◇作戦2.HPを合わせる。
敵の全体攻撃多用+凍てつく波動多用という性質及び
味方のドラムで全員にバイキルト+瞑想は回数制限なしという性質。
これらを考え合わせると、バイキルトがかかっているときに
一気に攻撃するのが有利ということになる。
バイキルトは同時にかかるので、せっかくかかっている時に
1匹だけ瞑想していたのでは、少しもったいないのだ。
よって、バイキルトがかかっていない時は、1匹が瀕死の場合、
残りのスライムもHPが全快でない限りは
合わせて瞑想するくらいのつもりで。
そうするとダメージが均等に近くなり、
バイキルト状態で1人だけ瞑想ということも少なくなる。
ただし、バイキルトがすでにかかっている時は別。
他が瀕死でも、HPが安全ラインを上回っていれば攻撃して構わない。
(そういう状況は案外起こりにくいのだが……。)
例:HPが350、90、90のとき。
HP90のスライム2匹は常に瞑想。
HP350のスライムは、バイキルトがかかっていれば攻撃。
(それでも、慎重にいく方針ならば、瞑想した方がいい。)
かかっていなければ瞑想。(無論、仮にHP350のスライムがドラムスなら、
ドラムを叩いても一向に構わない。)
◇作戦3.臨機応変に
結局行き当たりばったりじゃないか、というツッコミはご勘弁を。(笑)
HPが270〜300程度のボーダーの場合、
ここが勝負の分かれ目です。
全員のHPがその辺の数値になっている場合、
バイキルトさえかかってなければ瞑想もじゅうぶんアリです。
バイキルトがかかっているなら、攻撃がおすすめです。
何が言いたいのかというと……。
最悪、このターンで誰かが死ぬ。(1匹死んだら、勝てない可能性はきわめて高い)
しかし、回復してもすぐにダメージを受けて
このくらいのHPになる可能性も高い。(その場合、回復した1ターンが無駄に)
ならば、もしバイキルトがかかっているなら、
凍てつく波動を食らう前に攻撃しておこう、と、こういうことです。
どれだけHPが残っていたら攻撃するか、
結局はどこで踏ん切りをつけるかという話になるんですが、
それがまた微妙なわけですよね。
自分もHP残り1桁になったことがありましたし。
(最大ダメージが出たら、死んでたでしょうね。(汗))
スライムだけで倒すには相手が強すぎて、
確実に勝てるということはまずないですから、
大丈夫だと思ったら当たっていきましょう!
……砕けるかもしれませんけど。(笑)

……とまあ、いろいろありましたが、
スライム3匹でエスタークを倒すという目的も達成できました!
読者の皆様の暖かいご声援に感謝しつつ、
ドラクエ5プレイ日記はこれにて終了となります。

最後まで読んでくれた皆さん、本当にありがとうございました!


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