外伝第4話・帝王に捧げるバラード

なんと50ターンにもわたる大激闘の末、遂にエスタークを倒した!

「グゴゴゴゴ……。なんということだ……。
 この私がたった51ターンでやられてしまうとは……」

確かに50ターンだったつもりだけど……。
ていうか、『たった』51ターンですか。

「しかし、この次はそうはいかぬぞ……。
 グゴゴゴゴゴゴゴゴ……」

そうして、エスタークは消えた。
ていうか、『ゴゴゴゴ』って、ジョジョ!?

さて、今回の戦いの反省点だが、まずは敵のパターンにとまどって
有効な戦術を組み立てられなかったことだ。
凍てつく波動を撃ってくる回数がやたら多いにもかかわらず、
40ターン以上の間、意地を張ってバイキルトをかけてから攻撃しようとしていた。
あとは仲間メンバーの層の薄さにつきる。
ザオリク要員を往人以外にもう1人育てていれば、往人が倒れても
一気に総崩れになったりメガザルを使ったりする必要はなかったはずだ。
ミルドラースを倒すまでまともにモンスターを仲間にしていなかったツケが、
ここで来たということになる……。

さて、兎にも角にも、勝ったことは勝った。
一行はリレミト&ルーラでジャハンナに戻った。

その後、レベル上げのために再び隠しダンジョンへ。
前回の探索では発見できなかった光の盾を見つけ、浩平に装備させる。

あくましんかんたちを倒したスラぼうはレベル39に上がった。
キラーマシンたちを倒したアキーラはレベル39に上がった。
メカバーンを倒したアキーラはレベル40に上がった。
同時に、スラぼうはレベル40に上がった。
メタルキング2匹を倒したスラリンはレベル43に上がった。
ヘルバトラーを倒したスラぼうはレベル41に上がった。
あくましんかんたちを倒したアキーラはレベル41に上がった。
セルゲイナスの落とした宝箱からオーガシールドを見つけたが、装備できない。
メタルキングを倒したスラリンはレベル44に上がった。
あくましんかんたちを倒したアキーラはレベル42に上がった。
セルゲイナスを倒したスラぼうはレベル42に上がった。
セルゲイナスを倒したスラリンはレベル45に上がり、不気味な光を覚えた。
メカバーンたちを倒したスラぼうはレベル43に上がった。
メカバーンを倒したアキーラはレベル43に上がった。

目標はあくまでスライム3匹でミルドラースを倒すこと!
レベル上げは、現時点で最強メンバーの浩平、往人、観鈴で臨む。
浩平は星降る腕輪で先制して、破壊の鉄球をひたすら振り回して
全体攻撃。往人は機械的に天空の剣で攻撃。
観鈴は味方のHPが減っていれば賢者の石、
HPに余裕があれば戦いのドラムで全員の攻撃力を2倍に。
もちろん、HPの回復はセオリー通り、戦闘中に賢者の石を使う。
戦闘中に仲間が1人だけ倒れた時は、ザオラルの効果のある復活の杖。
これで、かなりのMPが節約できる。
戦闘終了時にMPが危ない者がいたら、フローラのベホイミで回復。
フローラも観鈴に劣らない強さだが、賢者の石を持ち替えさせる手間を
考えると、戦闘に出すことは滅多にないからMPには余裕がある。
なお、ヘルバトラーのイオナズン連発など、
不測の事態が起こって一軍の3人が全滅してしまったときは、
二軍(フローラとスライム2匹)を馬車から出して戦う。
主力パーティーが全滅するまでには大抵敵にも大打撃を与えているので、
フローラの呪文とメタルキング装備のスラリンの攻撃と
残りのスライムのルカナンがあれば、さすがに勝てる。
あとは戦闘終了後にスラリンのザオラルで主力を復活させて、
フローラのベホイミでHPをある程度回復して一軍復帰だ。

メタルキングが出た時は浩平と観鈴の武器を単体用に交換して攻撃。
相手のパルプンテで変な効果が出れば、2匹を一度に倒すのも夢じゃない。
もっとも、メタルキング以外の敵の経験値も充分高いので
(メタルキング1匹で、同じ階の他の敵10グループ分程度)、
逃げられたら逃げられたでいっこうに構わない。

経験値を稼ぐ場所については、隠しダンジョンの下層
(例えば、無限ループのフロア)あたりがおすすめである。
強いセルゲイナスやヘルバトラーが出るが、その分経験値も多い。
レベルの高いパーティーにとっては、
皆殺しを頻繁に使うギガンテスが出ない分、
まだ戦いやすい相手かもしれない。
(もし強力な全体攻撃を持つ仲間がいれば、
 ギガンテスも楽に倒せるのだが……。)
ここだと、ダメ元でメタルキングの経験値や、
ジェリーマンやメカバーンの落とす宝箱を狙うこともできる。
ちなみに、モンスターを外で戦わせなければジェリーマンはただのザコである。

そのようにして、一行は今日もレベル上げに励むのだった。

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