第17話・こんにちは赤ちゃん?

グランバニアに帰り着いた浩平は、フローラの様子をみてみる。
幸い、フローラの体調はよさそうだ。
その直後、オジロン王に王家の証を無事手に入れたことを報告する。
しかし、その最中、フローラが産気づいたという報告が入る。
フローラはさっきまで全然なんともなかったような気が……。
とりあえずシスターたちに下の階に追い出され、誕生を待つ。
そして、部屋の中をうろうろしながら待つこと数分。
浩平とフローラの子供がついに誕生した。しかも、男の子と女の子の双子だ。
いきなり双子を産むとは、さすがはフローラである。
それにしても、初めて会ってから1ヶ月も経ってないのに
出産するとは、とてもパワフルな母親になりそうである。


さて、フローラは子供の名前は浩平につけてほしいと言う。
浩平は、男の子には浩平(こうへい)、女の子には浩平(こうへい)と名付けることにした。
フローラは言う。

「浩平と浩平、ちょっと変わってるけどステキな名前ね」

頼むフローラ。ボケっぱなしは辛いんで、ツッコンでくれ……。

さて、浩平は、男の子には往人(ゆきと)、女の子には観鈴(みすず)と名付けることにした。
彼らには、過酷な日々を。そして、僕らには始まりを。

さて、浩平が王になること、新しい王子と王女が誕生したことは、
またたく間に国中に広まり、そして、夜が明けた。
即位式の日を迎えた浩平は、驚くべき事実を耳にする。
フローラの話によると、フローラはルドマンの実の娘ではないらしい。
フローラが小さい頃に拾われたというのだ。
これが何を意味するのかはまだわからないが、とりあえず浩平は即位式へ。
即位式は無事に終わり、宴は夜遅くまで続いたが、
何者かが酒に混ぜた眠り薬で国民が眠っている間に、
フローラが魔物にさらわれてしまった!

俺ら新婚だぞ、魔物とはいえちょっとは気を遣え!

……気配を事前に察知したフローラによって子供2人は守られたが、
なんとしてもフローラを取り戻さないといけない。
大臣の部屋で空飛ぶ靴を見つけた浩平は、靴を使って謎のほこらへと飛んできた。
ほこらで、北の山が怪しいという情報を得た浩平は、
単身、北の山へと向かった。

北の山で塔をみつけた浩平は、直感でここにフローラが捕らわれていると感じ、塔を上っていく。
途中、デビルダンサー数体の誘う踊り+不思議な踊りの無限コンボにさらされつつも、
MPが減ったら回復の泉まで撤退するという原始的な手法で、
すこしずつ塔を攻略していく。
途中、ベロゴンロードを倒した浩平はレベル27に上がった。
さて、塔を上った浩平は、倒れている大臣を見つける。
どうやら、魔物と手を組んでいたのは大臣だったようだ。
しかし、大臣も魔物に裏切られたらしく、許してくれと言って息絶えた。
さて、その上の階で、浩平は玉座に座った怪物を目にする。
敵はオークレベル20だった。

☆VSオークレベル20
こちらはスカラで守備力を上げてから戦いを挑むが、
敵はルカナンで守備力を下げてくる。
敵の攻撃力自体はたいしたことないものの、
異常なほどのタフさにかなりてこずった。
19ターンの激闘の末、ようやく勝利を収める。

さて、浩平の行く手にはまたも玉座に座ったモンスターが立ちふさがる。
次なる敵はキメーラレベル35だった。

☆VSキメーラレベル35
こちらはスカラで守備力を上げてから戦いを挑むが、
敵は燃え盛る火炎、ベギラマ、ヒャダルコで着実にダメージを与えてくる。
おまけに、ベホイミを唱えて与えたダメージを回復してしまう。
ベホマを必要とするほどにてこずったものの、20ターン目にようやく勝利を収めた。

さて、キメーラを倒した浩平はさらに進み、
馬のようなモンスターがフローラと一緒にいるのをみつけた。
フローラによると、こいつはフローラをさらって浩平をおびき寄せ、
そして自分は大臣に化けてこの国を支配するつもりだったらしい。
そして、馬のようなモンスターは、なんと、
かつてパパスが戦ったことのあるジャミだった!
浩平はフローラを助けるため、ジャミに戦いを挑む!

第16話へ
第18話へ

トップページへ