第1話・折原よえいえんなれ

さて、冒険の旅を始める前に主人公の名前を入力しよう。
主人公の名前は「こうへい」に決定。
えいえんのせかい に旅立ってしまいそうなステキ名前である。
(※以下、浩平と表記。)
では、冒険の旅を始めるとしよう。




……舞台は王宮のようだ。
誕生したばかりの男の子にパパスが名前を付ける。
悩んだ末、パパスはこう言った。

「よし うかんだぞ!  トンヌラ というのはどうだろうかっ!?」

……なんてセンスだ……。

妻のマーサは言った。

まあ すてきな名前! 勇ましくて 賢そうで……

いや、全然勇ましくも賢そうでもないんですが……。
もし、デフォルトで「トンヌラ」固定だったら泣きます……。
しかし、マーサの提案で男の子はめでたく「浩平」と名付けられることになった。



そして、舞台は船の中へと変わる。
いつの間にか少年になった浩平は、父親のパパスと旅をしているようだ。
やがて船が港に着いた。
パパスが別の大人と話をしている間に、浩平は港を出る。
すると、いきなり敵が出現!
敵はスライム3匹だ。
1匹は倒したものの、すぐピンチに陥る。
そこにパパスが助けに来た!
残るスライムを一瞬で倒したパパスは、浩平と一緒に町を目指して歩き出した。
さて、その後も敵が現れたが、パパスが軽く倒してくれるので大丈夫だ。
町に着くまでに浩平はレベル2に上がった。

サンタローズの町に着いた浩平はビアンカという女の子に出会う。
大人たちが話をしている間に、2階でビアンカと話をすることにした。

「私はビアンカ。私のこと覚えてる?」

…… 「私の名前、まだ覚えてる?」 をほうふつとさせるセリフだ。
しかし、浩平には全く思い当たる節がない。
あるとしたら、浩平ではなく祐一だろう。
覚えていないことを告げると、
ビアンカの方が2歳年上だからと、本を読んでくれた。
もっとも、彼女もよく読めなかったようだが……。
さて、ビアンカのおばさん(?)の話によると、
洞窟に薬を取りに行った人が戻らないらしい。
浩平はタンスから皮の帽子を失敬し、武器屋で竹の槍を買って、洞窟へと向かった。

浩平はとげぼうずやスライムを倒しながら進む。
途中、せみもぐらを倒してレベル3に上がった。
洞窟の2階に下りた浩平は、いっかくウサギやおおきづちやドラキーを倒しつつ進む。
宝箱から皮の盾を手に入れた浩平は、3階に下りる。
その後、浩平はとげぼうずたちを倒してレベル4に上がった。
浩平はホイミの呪文を覚えた!
洞窟の中で、岩の下敷きになったおじさんを発見。
この人が薬草を取りに来た人のようだ。
浩平が岩をどかすと、おじさんは何事も無かったかのように歩いていった。
その後、宝箱から旅人の服を手に入れた。
さて、この洞窟には水路の向こうにも何かがあるようだが、
水路に阻まれて進めない。浩平は洞窟を後にした。

さて、洞窟を出た浩平は、パパスと一緒にビアンカとおばさんを
アルカパまで送っていくことになった。

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