第46話・マホカンタスルシカ

残る封印は1つ。
一行は北東の封印を目指す。
北東の封印があるのは他の3つとは異なり、塔だった。
アリーナとユキの2人で上っていく。

ユキ   LV:39 HP:318 MP:210 攻:252 守:217
アリーナ LV:40 HP:305 MP:  0 攻:222 守:164

アリーナは光のドレスで敵の呪文攻撃を一定の確率で跳ね返すことができ、
ユキは奇跡の剣で攻撃と同時にHPを回復できる。
ユキはさらに、星降る腕輪の効力で素早さが2倍になっている。

塔の頂上には、ボスのエビルプリーストがいた。

エビルプリースト「ほほう……? とうとうここまで来よったか。
        しかし、今では遅すぎたようだな。
        デスピサロは進化の秘法を使い、究極の進化を遂げ、
        やがて異形の者となり目覚めるだろう。
        変わり果てた奴の心には、もはや人間に対する憎しみしか残っておらぬはず。
        そしてデスピサロは、二度と魔族の王に君臨することなく
        自ら朽ち果てるのだ!!
        冥土の土産に教えてやろう!
        人間どもを利用しロザリーをさらわせたのはこのわたし!
        このエビルプリースト様なのだ!」

……こいつ、許さん!

☆VSエビルプリースト
敵はエビルプリースト1匹とスモールグール3匹。
スモールグールは打撃攻撃が効きにくい上に、攻撃力がかなり強い。
呪文で一気にカタをつける!

1ターン目、ユキはギガデインを唱え、スモールグール3匹を一掃する。
しかし、エビルプリーストはあらかじめマホカンタを唱えており、
ギガデインを反射されたユキが大ダメージを受けた!
アリーナはキラーピアスで2回攻撃。
66のダメージを与え、続く攻撃は会心の一撃!
さらに251ものダメージを与えた。
エビルプリーストはメラミでユキを攻撃し、
さらにマヒャドで全体を攻撃。
ユキがいきなり瀕死に陥った。
2ターン目、アリーナは2回攻撃して、70+59のダメージを与える。
ユキはベホマで自分のHPを全快。
エビルプリーストはメラミを唱えてユキを攻撃。
3ターン目、アリーナは攻撃して58のダメージ。
さらにもう1回攻撃して57のダメージを与える。
マホカンタで呪文攻撃が跳ね返されてしまうので、
このままではギガデインが使えない。
ユキは天空の剣を使い、エビルプリーストにかかっていたマホカンタを打ち消した。
そして、エビルプリーストはマホカンタを唱えた!
さらにメラミを唱え、ユキにダメージを与える。
4ターン目、アリーナの攻撃は55+60のダメージ。
エビルプリーストはバギクロスを唱えて全体を攻撃。
さらにメラミでアリーナを狙うが、光のドレスの効力で呪文を跳ね返した!
しかし、跳ね返したメラミはエビルプリーストには効かなかった。
ユキはマホカンタの解除をあきらめ、奇跡の剣で攻撃して80のダメージを与えた。
5ターン目、アリーナの1回目の攻撃は66のダメージ。
続く攻撃は会心の一撃! 226のダメージを与えた!
ユキは攻撃して85のダメージ。
そして、エビルプリーストはマヒャドで全体を攻撃。

戦闘開始から5ターンが経過した。
これまではほとんどアリーナ1人でダメージを与えている。
しかも、敵の呪文攻撃も思ったほどの威力はない。
このままのペースで行けば楽勝か!?

6ターン目、アリーナは攻撃して55のダメージ。
続く2回目の攻撃では68のダメージを与える。
エビルプリーストは2連続でマヒャドを唱える。
ユキはなかなかのダメージを受けたものの、アリーナは光のドレスで2回とも跳ね返す。
しかし、跳ね返したマヒャドはエビルプリーストには効かなかった。
7ターン目、ユキはベホマで自分を回復。
アリーナの攻撃は2回とも65のダメージ。
エビルプリーストはバギクロスを唱えて全体を攻撃。
そして、エビルプリーストのマホカンタが解けた。
8ターン目、マホカンタの効力はすでにないものの、
おそらくはこのターンでマホカンタをかけなおすだろう。
ユキは万が一のことを考えてギガデインを断念。
攻撃して73のダメージを与えた。
アリーナの攻撃は58のダメージ。
続く2回目の攻撃で64のダメージを与えた。
エビルプリーストはユキを攻撃。
そして、さらにバギクロスを唱えて全体を攻撃。
アリーナは光のドレスで呪文を跳ね返したが、
跳ね返したバギクロスはエビルプリーストには効かなかった。
9ターン目、アリーナの1回目の攻撃は会心の一撃!
249ものダメージを与え、エビルプリーストを倒した!

……弱っ!

この戦いで、クリフト・ブライがレベルアップした。

エビルプリースト「ば…ばかな……。
        あと一歩で…わたしが魔族の王となれたというのに……。
        許さん……。お前たちだけは絶対に……。……ぐふっ!」

……いや、アンタ、マホカンタ以外は全然強くないし……。

結界の1つが消えた。

アリーナ「ふう……。今の魔物はホントに強かったわね。」

……いや、アンタ、会心の一撃出しまくってほとんど1人で倒してたし……。

ともあれ、全ての結界が消えた。
希望のほこらでHP・MPを全快した一行は、
デスピサロの暴走を止めるべく、デスキャッスルへと向かう。

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