第3話・シングルアーツ

記憶を取り戻したアレクスの話によると、
イムルの近くの森の中に何かあるらしい。さっそく行ってみる。
おっと、その前に夜のイムルの村を楽しむことにしよう。
女の人のお風呂をのぞいてハァハァしている男 がいたが、
気持ちは痛いほどわかるので 黙認してやる。
その後、うろこの盾を買って装備を強化したライアンは、森の中の井戸へ。
どこからともなく聞こえる「こっちへおいでよ」「そっちじゃないよ」という声は
ことごとく無視 して探検を続ける。
井戸の中には、力をためて攻撃してくるキラースコップ、
メラを唱えるみならいあくま、ホイミで体力を回復するホイミスライムなど、
強い敵が出現する。
ライアンが最初に出会ったのは、キラースコップ1匹とみならいあくま1匹だった。
かなりのダメージを受けたものの、2匹を倒してレベルは5に上がった。
強敵に苦戦しつつも先に進むライアン。
探索中にホイミンを見つけるが、 無視して先を急ぐ。
そして、 えんえんホイミを唱えつづけるうっとうしいホイミスライム1匹
を倒し、レベル6にアップ。
洞窟の最深部で空飛ぶ靴を手に入れたライアンは、井戸を出ることにした。
子供たちがいなくなったのは、どうやらこの靴のせいらしい。
とりあえず、イムルの村へ帰ろう。
帰る途中、レベル7にアップ。
その後、イムルの村にたどり着いたライアンは、空飛ぶ靴を装備……できなかった。
気を取り直して、空飛ぶ靴を使って、湖に囲まれた島にそびえ立つ塔へと飛んだ。

ライアンは、塔の頂上へと飛んできた。
目玉っぽいモンスターが子供を連れて階段を下りていったので、追いかける。
しかし、塔の中は強い敵でいっぱいだった。
ヒャド を使うベビーマジシャン、 ルカ二 を唱えるダックスビル、
スカラを使うリリパット……
しかも、攻撃すれどもなかなか敵が倒れない。
どうやら、 初期装備の銅の剣 でここまで来たのはムリがあったようだ。
……ふとライアンの強さを見てみると、レベル7で 賢さは2 だった。
ライアンって一体……
そして、あまりにも強力なザコ敵の猛攻に薬草を使い果たしてしまったライアンは、
命からがら塔から逃げ帰った。

態勢を整えた後、また塔にやってきたライアン。
ダックスビルに殺されかけつつも、なんとかレベル8にアップ。
塔の探索を続け、うろこの盾を見つけるが、すでに持っているのであまり嬉しくない。
薬草もだいぶ減ってきたので、引き返すことにする。

いまさらながら、 ホイミンがいないときつい……
考えてみれば、ドラクエ3の勇者一人旅のときは、勇者は回復魔法を使うことができた。
しかし、ライアンにはそれすらない。回復手段といえば、持てる数に限りがある薬草のみ。
これは、ことによると 勇者一人旅よりも辛いかもしれない!

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