第49話・廃墟!?



唯は、たった1人で地球のへそに挑戦することになった。
まずは、誰とも遭遇せずに、地球のへそへと到着。

地球のへそでの最初の遭遇は、さつじんき×3。
さすがに、力がほとんど上がらない遊び人だけあって、
こちらの攻撃のダメージが5前後しか通らない。
そして、風神の盾を装備してはいるものの、素早さがあまりにも低いため、
相手の攻撃のダメージが一撃で10を超える。
結局、ほとんどダメージも与えられないまま逃げ出すことにし、
1ターンで逃走に成功した。
その後は敵に遭遇せず、なんとか逃げ帰る。




「帰ってきてくれたのね? お帰りなさい!」
神官
「これこれ。仲間内で騒がぬように。ともかく……
 よくぞ無事で戻った! どうだ? 一人で寂しくはなかったか?」

「うん」
神官
「そうか。お前は強いのだな。
 では、お前は勇敢だったか? いや…それはお前が一番よく知っているだろう」



ああ、痛いほどな。



神官
「さあ、ゆくがよい!」



かくして、唯はパーティーに戻り、1人での挑戦は終わった。
一行は宿に泊まり、梓の忍び足で、船に乗って西のレイアムランドを目指す。

最初の遭遇は、海上でのマーマンとしびれあげは。
敵が驚き戸惑っている間に、わずか2撃で撃破。
この戦いで、梓は満月草を盗んでいた!

そして、レイアムランドに上陸。
唯は当然のように口笛を吹き鳴らし、敵が出現した!

出現した敵は、ごうけつぐま×1、ヘルコンドル×1。
1ターン目。
澪の刃のブーメランで全体に、梓のアサシンダガーでヘルコンドルにダメージを与える。
ごうけつぐまは澪を殴るが、さすがに勇者は固く、ダメージはわずか20と少し。
ヘルコンドルは唯にバシルーラを唱えたが、効かなかった! さすがは運だけはいい遊び人だ。
唯と紬もヘルコンドルを攻撃したが、ダメージは少ない。
2ターン目。
梓はアサシンダガーでヘルコンドルを攻撃。
ヘルコンドルは唯を攻撃したが、派手な服と風神の盾の装甲は固く、ダメージはわずかに10程度。
澪の刃のブーメランで全体を攻撃し、魔物の群れをやっつけた!

その後、レイアムランドで卵を守る巫女みこと話し、ついでに小さなメダルをゲット。
それ以上の収穫はなく、レイアムランドのほこらを後にした。

夜の海上で、しびれくらげ×4と遭遇。
こいつらと相性のいい和を連れていなかったのが災いし、倒しきる前に仲間を呼ばれ、
前から2番目にいる紬が集中攻撃を受ける。ついでに、紬は唯のお手玉も受ける。
しかし、澪と梓の攻撃などで、ホイミ1回分のダメージを受けただけで勝利。

そして、朝になり、テドンに上陸。
唯が口笛を吹くと、まじょ×2が出現。
敵に先制されてベギラマを1発受けたが、楽勝だった。

そして、テドンに到着。
村はゴーストタウンと化していたが、怯える澪をなだめつつ探索。
民家の宝箱から、闇のランプを手に入れた!
このランプがあれば、時間をいつでも夜にすることができる。
そして、民家のタンスから黒頭巾やっこちゃんを手に入れた!
黒頭巾は、唯一装備できる梓が装備。
木の帽子を装備していた梓の守備力が、大幅に上がった!

唯が闇のランプを使うと、辺りが夜になった。
この村は、夜になると村人たちが普通に歩いていた。
一行は、不可解に感じつつも、牢屋の囚人からグリーンオーブを受け取る。



老人
「たとえ魔王が攻めて来ようとも、わしらは自分たちの村を守るぞい!
 なに? この村は既に滅ぼされているのではないかと?」

「や、やっぱり……」



気絶した澪を連れて宿屋に泊まる。
朝になると、村は再びゴーストタウンと化していた。




「見えない聞こえない見えない聞こえない……」



澪が見えない聞こえない状態になってしまった!
仕方なくキメラの翼を使い、一行はアリアハンへと帰還した。

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