外伝第34話・行列のできるアイテム預かり所


地味に長かったレアアイテム探しの旅が終わった。
探し出した当初はゼロに近かった所持金は、
37万9429ゴールドもたまっていた。
おどるほうせきはあまり倒してないし、
ゴールドマンのことを考えても、アレフガルド到達時には32万ゴールドはあった。
それだけ多くの敵を倒したということだろう……。
袋がかさばってきたので、使い物にならない戦利品を売却。
所持金は41万4999ゴールドになった。
吹雪の剣は何かに使えるかもしれないので売らなかったのだが、
この金額はすごいような……。

もちろん、ゲーム後半には使い道がないなどといった、
はしたないゴールドなど存在していようはずもない。

こんなに持っていても仕方がないので、ゴールドは銀行に預けておく。
1個5万ゴールドでもいいから種が買えたらなぁ……。
ともあれ、預金は合計で68万1000ゴールドになった。
あと31万8000ゴールド預けたら、多分ペイオフだ。

さて、ルイーダの店で、レベルとHPが最大になった由乃を預け、
レベル90の賢者である祐巳を再び仲間に加える。
祐巳はぎんのロザリオを装備してロマンチストになっていたが、
素早さをアップさせるためにヘビメタリングに付け替える。
もちろん、ロザリオは大事に持っている。
敵が落としたアイテムと紛れないように装備していた布の服も、
光のドレスに付け替える。

さて、今回の冒険でわかった種を手に入れやすい場所を整理しておこう。
まずは、確認できた種を落とす敵をリストアップ。
(整理のため、フィーリングで落とす確率をつけておく。
5が一番落としやすい、1が一番落としにくい、という5段階である。)

命の木の実:アニマルゾンビ……3
ラックの種:バンパイア……3
素早さの種:デスフラッター……2
命の木の実:デスジャッカル……3
力の種:ゴートドン……4
素早さの種:メタルスライム……5
ラックの種:ドルイド……4
ラックの種:シャーマン……4
力の種:ごうけつぐま……4
素早さの種:デッドペッカー……2
命の木の実:コング……4
賢さの種:バリイドドッグ……2
素早さの種:じごくのきし……2
命の木の実:だいおうイカ……4
スタミナの種:ドラゴン……4
命の木の実:クラーゴン……2
力の種:スカルゴン……3
素早さの種:ダースリカント……3
ラックの種:ガメゴンロード……2
力の種:サラマンダー……2
不思議な木の実:バラモスエビル……3

かなり感覚に頼っているし、運もあるので一概には言えない。
しかし、祐巳たちの認識としては、こういった感じである。

まずは命の木の実。
アニマルゾンビ=3、デスジャッカル=3、
コング=4、だいおうイカ=4、クラーゴン=2。
確率的にはコングとだいおうイカだが、
出現率も考慮に入れると、断然コングだろう。

不思議な木の実。
バラモスエビル=3。
実は20回倒して1個手に入れただけなのだが、
賢者のMPは余っているのでわざわざ狩りに行くほどありがたいものではない。

力の種。
ゴートドン=4、ごうけつぐま=4、
スカルゴン=3、サラマンダー=2。
ゴートドンとごうけつぐまどちらでも良さそう。
ごうけつぐまはジパングで出現率が高いので、
本気で狙うならこちらかもしれない。
ただ、力の種なんて必要ないけれど……。

素早さの種。
デスフラッター=2、メタルスライム=5、
デッドペッカー=2、じごくのきし=2、
ダースリカント=3。
出現率を考えれば、まだダースリカントの方がいいかもしれない。
ただ、ひとたび遭遇すればメタルスライムはやっぱりおいしい。

スタミナの種。
ドラゴン=4。
ドラゴン以外が落とすのを確認できず。
ザラキで倒せる上に出現率もかなり高いので、
こいつを狩れば十分だと思われる。
(実はほとんどの魔法が効かないわらいぶくろであれば
高確率でスタミナの種を落とすのだが、あまり倒したことのない
祐巳たちはそんなこと知る由もない……。)

賢さの種。
バリイドドッグ=2。
残念ながらあまり手に入らない様子。
ただ、賢者たちにはこんな物は必要ない。

ラックの種。
バンパイア=3、ドルイド=4、
シャーマン=4、ガメゴンロード=2。
ドルイドとシャーマンが高確率の様子。
ポルトガであればドルイド、バンパイアでチャンスは2重ということだ。
ポルトガには賢さの種を落とすバリイドドッグも出現するし。

ひとまずはスタミナの種の入手が急務の様子。
祐巳たちはリムルダールに飛び、
ドラゴンの出現率が高い魔の島の沼地でドラゴンを狩ることにした。

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