外伝第10話・特命すごろく場


祥子たちはついに神竜を倒した。打撃攻撃なしで。

神竜
「みごとだっ! この私を22ターンで打ち負かしてしまうとは……。
 久しぶりに心から楽しませてもらったぞ!
 いいだろう。そなたの願いを1つだけ叶えてやろう。
 さあ、願いを言うがいい。」

選択肢:
新しいすごろくがしたい。
父オルテガを生き返したい。
エッチな本が読みたい。

祐巳
「新しいすごろくって何でしょうね。強力なアイテムもあるんでしょうか。」
祥子
「お父様を生き返らせるという選択肢もあるのね。でも、次も勝てるという保障はないわ」
志摩子
「エッチな本って何でしょう?」
由乃
「……本気で言ってる……。」

結局、新しいすごろくで落ち着くことに。

神竜
「では、ジパングという島国の井戸の中を調べるがよい。
 そこに新しい面が誕生しているだろう。では、さらばじゃ!」

気がつくと、祥子たちは竜の女王の城にワープしていた。
さて、今回の戦いを振り返ってみると、主な勝因は次の2つだろう。

1.神竜が凍てつく波動を使うタイミングが悪かった。
序盤、こちらがフバーハを唱えているにもかかわらず、
凍てつく波動を使ってこなかった。これによって、
神竜の強力無比な息攻撃のダメージがかなり軽減された。

2.神竜がのしかかりをほとんど使ってこなかった。
防御力もHPも低い賢者3人にとって、この攻撃は致命的。
1つのターンにのしかかり+息攻撃が来たら、
賢者3人ともが一気に重傷を負う。
この攻撃が来るのと来ないのとでは全然違うのだ。

結局、勝てたのは運がよかったとしか言いようがない。
そして、もう一度神竜を倒すにはさらに戦力を強化する必要があり、
そのためには、すごろく場でのアイテム入手が不可欠のようだ。
一行はアリアハンに飛び、宿に泊まった後、
預けていたゴールドをすごろくに備えて全額下ろす。
そして、教会でマリア様にお祈りした後、
キメラの翼でジパングへと飛んだ。

井戸の中を調べると、神竜の言った通り、すごろく場ができていた。
ちょうどゴールドパスを持っているので気が済むまで挑戦できる。
由乃から賢者の石を返してもらい、まずは志摩子が挑戦することにした。

さすがは隠しステージ。マスの効果で出現する敵が強いが、
こちらは呪文をマスターした賢者なので、いろんな状況に対応できる。
MPもほぼ無尽蔵なので、魔法もどんどん使いまくりだ。
…などと調子にのっていると、ドクロのマスに止まってしまい、
志摩子のMPが160失われた!
……魔城ガッデム!
その後、志摩子はよろずやのマスに止まり、
破壊の鉄球を売り払って、光のドレスを3着購入。
その後も敵を倒しながら進み続ける。
かつての強敵だったキラーアーマー×4は、ザラキ2発で殲滅。
鬱陶しいホイミスライムには問答無用でザキ。
バルログには手持ちの攻撃呪文が効きにくいようで、
マホカンタでガードを固めるも、メラゾーマ、バギクロス、マヒャドを
無駄撃ちさせられる。結局はドラゴラムで倒したが、
さすがの志摩子もMPが尽きかける。

その後、宝箱からなんと変化の杖を入手!
これで、資金の続く限り祈りの指輪を買うことができる!

志摩子はてこずりながらもゴール付近まで進むことができた。
しかし、2連続落とし穴で無念のリタイア。
このとき、志摩子の残りHPは53、残りMPは13だった……。

志摩子の賢者の石を由乃に手渡し、今度は由乃が挑戦。
志摩子が1階でさんざんてこずったこともあって、
1階の目に見えるアイテムは取りつくすことができた。
その後、何の変哲もない場所で足元を調べて破壊の鉄球を入手!
こんな使えないアイテムは売ることにしよう。
その後、ソードイド、ドラゴンゾンビ、マントゴーアの3匹に遭遇。
1人でソードイドと戦うにはスクルト、ドラゴンゾンビと戦うにはフバーハ、
マントゴーアと戦うにはマホカンタが必要だが、
当然ながら1ターンで全部唱えることはできない。
ソードイドだけでなくドラゴンゾンビの打撃も怖いのでまずはスクルトを唱えたが、
マントゴーアのメラゾーマを受け、由乃は倒されてしまった……。

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