外伝第8話・妹(プティ・スール)よ


塔での修行を終えた祥子たちは、ひとまずアリアハンへ。
ちなみに、祥子がリレミトを唱えようとしたが、
MPが足りなかったので代わりに祐巳が唱えた。
祥子のMPは、ドラゴラムを多用する賢者たちに
マホトラで吸い尽くされてしまっていたのだ!

祥子たちは宿に泊まり、銀行にゴールドを預ける。
そして、教会でマリア様に必勝を祈願し、キメラの翼でゼニスの城へ。
そして、神竜のいる塔の頂上を目指した。
(最近は全然書いてないけど、もちろんセーブは毎回している。)

そして、てんのもんばんなどを倒しつつ、あっさり神竜のもとへ。
消費したMPは、賢者3人合計でたったの77だった。
勝因は、1.メダパニの効きやすい敵を把握していること、
2.敵のHPをだいたい把握していること、
3.バラモスエビルが出現しなかったこと、の3つである。
この塔に出現する敵は強力極まりないが、
実はてんのもんばん、ほうおう、ダークトロルにはメダパニが効く。
特に、てんのもんばん相手にはかなりの確率でメダパニが成功する。
祐巳と由乃はそれぞれ誘惑の剣を持っているので、
無限にメダパニが放てる。(ちなみに、1本はサブリナから、
もう1本はサタンパピーから頂いた。)

ちなみに、その場合の戦法としてはこのような感じだ。
1.1ターン目は祐巳と由乃が誘惑の剣。
残る志摩子も1ターン目はメダパニ。
2.2ターン目以降は賢者の石を連発。
祐巳と由乃は全員が混乱するまで誘惑の剣を連発。
全員が混乱した後は、適宜裁きの杖や賢者の杖。(さほど意味はないが。)
祥子は敵のHPを考えながら、雷神の剣のベギラゴンでHPを削る。
3.敵が残り1匹になれば、賢者3人はそれぞれメラミを放つ。
その頃には残る1匹のHPはかなり減っているので、
メラミ3発+雷神の剣があれば、大抵仕留められる。

さて、神竜の目前まで来たので、態勢を整えよう。
祥子たちは祈りの指輪を使ってMPを回復することに。
しかし、祐巳のHPが7ほど減っていることに祥子が気付いた。

祥子
「祐巳……HPが減っていてよ」

そういうと、祥子は祐巳にホイミを唱える。

祥子
「HPはいつもきちんとね。
 マリア様が見ていらっしゃるわよ。」

どうやら、先ほどダークトロルに付けられた傷が残っていたらしい。
由乃が賢者の杖で回復したのだが、うっかり見逃すところだった。

そして、一行はHPとMPを全快した。
もちろん、MPが減ってない祥子がホイミを使ったので、
祈りの指輪を1回余分に使うことになったと指摘するなどといった、
はしたない読者など存在していようはずもない。

ともあれ、祈りの指輪が崩れ去ることなく、HPとMPは全快された。
祥子たちは神竜に話しかける。

神竜
「うん? またそなたか? 懲りずにやってきたようだな?
 いいだろう。そなたがどれほど腕を上げたか
 この私がためしてやろう。
 もしこの私を倒せたら、そなたの願いを1つだけ叶えてやるぞ。」

……どうでもいいけど、「この」「この」って言うのやめて。
いっつも「志摩子の」で変換してるから、「子の」になるの……。

神竜
「さあ! 用意はいいか?」

祥子
「よくってよ。よくってよ。
 おーっほっほっほっほっ!」
祐巳
「お姉さま、キャラが変わってますよ……。」

かくして、決戦の幕が開ける……!


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