第62話・Level,35 恋しくて


バラモスの城の地下にて、一行のレベル上げは続く……。

混乱させたじごくのきしにはぐれメタルを倒させ、
さらに、ラリホーとマヒャドでこちらを全滅寸前まで追い込んだ
エビルマージも、じごくのきしの助太刀を受けて倒す。
この戦いで、祥子はレベル35に上がった。
祥子はザオラルを覚えた!
同時に、志摩子はレベル35に上がった。

……ついに、パーティー全員がザオラルを使えるようになってしまった。

その後、エビルマージのメダパニで由乃が混乱してしまう。
べギラゴンやヒャダインやザラキまで使える由乃の混乱におびえるも、
由乃はエビルマージによって既に呪文を封じられていた。
あとは祐巳のザラキでエビルマージを全滅させる。
うごくせきぞうたちを倒し、祐巳はレベル32に上がった。
祐巳はフバーハを覚えた!
祐巳はマヒャドを覚えた!



※マヒャド
冷気により、敵1グループに大ダメージを与える。
炎系の魔法よりも効きやすい敵がやや多いのが魅力だ。



うごくせきぞうを倒し、由乃はレベル32に上がった。
由乃はフバーハを覚えた!
由乃はマヒャドを覚えた!

さて、バラモスの城での一連のレベル上げで、一行は十分に強くなった。
祐巳と由乃のMPがなくなるのを見計らって脱出し、アリアハンへ。
銀行にお金を預け、祥子の家に泊まって回復。
そして、教会でマリア様に戦勝祈願し、
今度こそバラモスを倒すべく、ラーミアに乗ってバラモスの城へと向かった。

バラモスの城に着いた一行は、MP大量消費を覚悟で
祐巳・由乃・志摩子の3段ザラキを連発しながら進む。
祈りの指輪が袋の中にゴロゴロ転がっているからこそできる戦法だ。
祥子たちは某成金冒険者パーティーのごとく突き進み、
214ものMPを消費した末、バラモスの前に辿り着いた。
まんたんコマンドで全員のHPを全快し、
祈りの指輪で全員のMPを全快。
祈りの指輪が2個ほど崩れ去ったが、気にしない。
ちなみに、全員の主な能力は以下の通り。

祥子 (勇者) LV:35 HP:269 MP:122 攻:140 守:158
祐巳 (賢者) LV:32 HP:210 MP:216 攻: 71 守:140
由乃 (賢者) LV:32 HP:172 MP:220 攻: 63 守:187
志摩子(僧侶) LV:35 HP:163 MP:274 攻: 42 守:134

準備万端。祥子はバラモスに話しかける。

バラモス
「愚か者め! まだこのバラモス様に逆らおうというのか!
 身の程をわきまえぬにも程があるぞ。
 勇者一行は腹を切って死ぬべきである!
 ……ふむ、まあよいわ。何度来ようとも無駄なこと。
 支援者もろとも地獄の火の中に投げ込むものである!
 このバラモス様がどれほど偉大かを思い知らせてくれるわっ!」
由乃
「やっぱり何か混ざってるっ!。」

そして、バラモスとの戦いが再び幕を開ける……。

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